観光都市長浜の街並みを見学してみた

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今日は滋賀県の長浜市についてとりあげる。長浜は羽柴秀吉が最初に建設した城、長浜城の城下町として古くから栄えていた。そんな長浜市があるのは滋賀県の湖北地方で、いわゆる京阪神圏からは外れた位置にある。むしろ岐阜や愛知といった東海地方との結びつきも強く、方言も名古屋弁混じりの関西弁といった感じらしい。現在人口は12万人ほどで、若干減少傾向にある。平成の大合併で西浅井町や余呉町、それに木之本町といった過疎化が進む地域を市域に含んでることを考慮すると人口の微減はさほど深刻なものではないだろう。

長浜市は北陸自動車道が通っていることから、キャノンなどの工場が多く立地している。また、広い平地を活かした農業も盛んである。そしてもう一つ長浜市を代表する産業がある。それは観光である。長浜は城下町であることから、情緒ある街並みが広がっている。今回はそんな観光都市長浜に足を運んでみた。

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中心の市街地は和風の建物が並んでいる。商店街は飲食店が多いようだ。チェーン店がないためか、落ち着いた雰囲気である。

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旧市街地の中でも黒壁スクエアと呼ばれる伝統的建物群を活かした街並みは全国的にも有名である。1988年に旧市街地の中心にあった通称・黒壁銀行が取り壊しの危機にあったとき、長浜市と地元企業で構成された第3セクターが黒壁ガラス館として1988年にオープンさせた。同団体は旧市街地の伝統的な建物を保存、再生して、それを活かした街づくりを考えてた。その後次々と周囲の建造物を再生していき、その数30にのぼる。

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上下の写真は両方黒壁ガラス館である。青い壁が特徴的である。平日の昼間であったが観光客が行き交っていた。その他旧市街地のさまざまな古い建物が美術館、工房、ギャラリー、カフェ、レストランへと見事に生まれ変わった。

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長浜は滋賀の湖北地方に位置している。大都市圏に立地しないが、東海地方と関西地方の中間に立地しているため、観光地としてのアクセスは悪くはない。電車は1時間2本京都方面から新快速が通っているし、高速道路も北陸自動車道の長浜インターからすぐである。そのため黒壁スクエア開設後、観光客は増加し滋賀でも屈指の観光地となった。このように地域固有の文化的財産を保存し、再生させる取り組みは全国各地で行われており、長浜はその成功例と言ってもよいだろう。

また長浜は石田三成の出生地であることから、近年歴史からの観光への取り組みもなされている。いずれにしても地元自治体、企業、市民の意識が大切である。その意識の表れが街のいたるとことに見られる。下の写真は駅舎の写真であるが、このような何気ないものが文化的な雰囲気を醸し出してくれるのだろう。こうしたは他地域も見習ってほしいものである。

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駅には長浜曳山まつりの様子が、長浜名物のガラス絵で表現されている。

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