再開発に沸く名古屋駅

広告

このサイトでは主に関西地方の話題を取り上げているが、たまには東海地方のことを取り上げようと思う。「名古屋」それは日本の三大都市圏の一角で、日本でも有数の大都市である。しかし、首都圏、関西圏の人からは、ともすれば格下に見られがちで、東日本と西日本を行ききする際の通過点というイメージが強いかも知れない。

しかしみなさんご存知のように、ここ数十年でメキメキと経済力をつけている大都市でもある。首都圏は無理にしても関西圏なら追い抜くことができると考えている名古屋人も実は多いのかもしれない。

DSC01245

(画面奥 大名古屋ビルヂング,  画面右,ミッドランドスクエア)

さて、名古屋駅の再開発ラッシュだが、実は全国のJRの主要駅でも同じようなことが起こっている。例えば、東京の場合は丸の内でオフィスビルが大量に建設された、大阪駅では商業用ビルを中心に高層ビルが立ち並ぶようになった。また、それよりも規模の小さい駅でも駅前にドーンとビルを建てて、テナントとして商業施設が入居していることが多い。

JRの駅というのは名古屋駅にしても京都駅、大阪駅にしても,もともとのオフィス街、繁華街から外れたところにあることが多い。いわいる街のはずれのような場所にターミナル駅が建設された。特に何もないエリアに駅が建設されたものだから、そこをガンガン開発してもOKってわけで、これまでさまざまな開発が行われてきた。そしてバブル崩壊後、地価の下落によってさらに開発しやすい環境が整った。また、これまでに建設されたビルも老朽化が進行し、それを取り壊して新たな高層ビルを建てようとする、いわゆる再開発も盛んにおこなわれた。

DSC01252
(左、名古屋ルーセントタワー 真ん中、JPタワー 右、JRゲートタワー)

特に大都市圏では高度成長期にかけて郊外に都市圏が拡大していく「郊外化」とともに都市部と郊外を結ぶ路線の乗車人員が大幅に増加した。郊外からの乗客が都心へ行くために、乗り降りするのが名古屋駅や大阪駅といったターミナル駅であったわけだ。そしてターミナル駅から地下鉄に乗り、名古屋で言えばビジネス街の伏見、繁華街の栄へ人は移動していった。

しかしよく考えてみれば、名古屋駅のようなターミナル駅からわざわざ都心部まで地下鉄に乗るというのは面倒なもので、名古屋駅で働き、ショッピングした方が鉄道を利用する郊外の住民にとっては便利なのだ。こうした利便性の高い名古屋駅へのオフィス、商業のニーズが、再開発を推し進めた側面もあるだろう。

DSC01251
(右・中央、JRセントラルタワーズ 左、JRゲートタワー)

名古屋は20年前までは高層ビルがほとんどない都市であった。しかしリニア開業といったビッグイベントが控えていることもあり、駅前の再開発が盛んにおこなわれた。その結果、オフィス人口は1万人以上増加した。しかも供給が大幅に増加したにも関わらず、名古屋駅周辺のオフィス空室率は低下していない。そうしたことからも名古屋駅周辺の人気の高さ、そして名古屋経済の好調さがわかる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『再開発に沸く名古屋駅』へのコメント

  1. 名前:Barnypok 投稿日:2017/04/02(日) 09:08:58 ID:a9a48c4f5

    5Ws9ZR http://www.LnAJ7K8QSpkiStk3sLL0hQP6MO2wQ8gO.com