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嵐山のひっそりとした池に行ってみた・小倉池

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京都を代表する観光地の嵐山。桂川、渡月橋、山林、竹林、そして寺院などは、見る者の心を安らげてくれます。実は嵐山は京都の結界の外にあり、様々な怪異の伝説があります。そもそも嵐山は洛中で亡くなった死者を葬る場所であり、平安時代の風葬地化野や旧貴族、天皇の墓も近くにある。そうしたことから嵐山周辺にはミステリーなスポットが数多くあります。

そんな嵐山の山あいにひっそりとした池があります。小倉池といい、トロッコ嵐山駅のすぐ近くにあり、近くにあの有名な竹林もあることから、休日は観光客で賑わう場所です。

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この小倉池には実は曰くがあると言われ、いくつかのサイトに心霊スポット、あるいは怪奇スポットとして紹介されています。勿論、インターネットの情報なので本当なのかは分かりませんが、9月の上旬にこの池を訪問してみました。この日は清滝トンネルに行ったあとだったので、北の方から現地へ向かっていきます。

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この辺りは落ち着いた住宅街が広がっていました。森を抜けると池が見えてきました。時間帯は夕方ということもあって、辺りはうっそうとしていました。池は森に囲まれていて、昼間でも薄暗そうですね。

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池の淵を沿うように生い茂る林は木がの枝が池の水面につかえ、池と同化しているかのようでした。
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池は茶色く濁っている。水深はよくわからなかったので、石を投げてみたところどうやらそれほど深くはなさそうでした。

そして沈もうとしている西日が水面に反射していました。なかなか落ち着いた雰囲気が漂っています。

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小倉池の淵には御髪(みかみ)神社があります。髪の毛の神様がいて、お祈りすると髪の毛の悩みを叶えてくれるのだとか。まだ私は大丈夫ですが、歳とって髪の毛が薄くなったらお世話になるかも知れません。

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なぜここが髪の毛の神社かというと、日本初の美容師がまつられているからです。その人の名前は藤原采女亮政之公というそうです。

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境内には絵馬が飾られていました。内容を見ると、「髪の毛がふさふさになりますように」などオジサンたちの切実な悩みが書かれていました。

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池の西側は林になっていて、そこを抜けて反対側へ行くことにしました。木が鬱蒼と生い茂っていて不気味な雰囲気を醸し出しています。

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ちなみに小倉池は一部サイトに心霊スポットとしても紹介されているようです。このうっそうとした雰囲気、そして嵐山という土地柄もその原因として考えられるかもしれません。

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一部サイトには自殺者が続出しているというようなことも書かれてましたが、真相については分かりませんね。ネットの情報とは曖昧なもので、真に受けない方がいいかも知れません。新聞に掲載されていたなど、きちんとした情報があれば話は別ですが。

 

後日読者の方から小倉池について情報をいただきました。紹介しておきます。

①自殺者や不審死の話はない。

②昔ここは釣り堀だった。(15年ほど前まで)

③深さは2mくらい。深いとこでも3~4mくらい

 

とのことでした。情報提供ありがとうございました。

 

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