開業から22年 発展を続ける南草津駅

現在人口増加を続ける草津市。滋賀のベッドタウン化の象徴とも言える南草津駅を訪問した。地元ではみなくさと略して呼ばれている街である。改札を出て、駅東口のデッキに出るとマンション群が見えてきた。けっこう密集している。

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南草津駅は1994年に開業した。当時は田園地帯で住宅もない状態であったという。同じ年に立命館大学のびわこ草津キャンパスが開学しており、まさにそれに合わせて駅が開業した形となった。現在では京阪神のベッドタウンおよび学生街として賑わいを見せている。

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駅前には学生が利用しそうな居酒屋が見られる。また下宿する学生が多いため賃貸住宅の不動産会社も多くある。大阪出身者でも滋賀まで通うのはキツいという人もいるくらいなので、びわこ草津キャンパスに通う学生の下宿率はけっこう高そうだ。

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駅前の高層のマンションはファミリー向けの住宅だろう。他府県の転入者の受け皿になっているものと思われる。確かに京阪神に比べればのんびりしているし、自然環境もよさそうなので、子育てにはよい環境と言えそうだ。ただ人口の急増で待機児童の問題が生じているようで課題もあるらしい。

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駅前のマンションを見ていると低層部に医療機関、店舗が入居しているというパターンがおおいようだ。

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こちらはフェリエ南草津という複合商業施設で、飲食店、書店、服屋、さらには図書館や市民交流施設といった公共施設も入居している。この時は平日の昼下がりだったため、人通りはまばらだったが、夕方以降はサラリーマンや学生の姿が多くなりそうだ。

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開業から22年経つので、南草津駅の看板もやや年季が感じられるようになってきた。一日の平均乗車人員(改札の外から中に入った一日あたりの人数)を振り返ると、開業した年は4000人ほどだったのが、わずか2年後の96年には1万人を突破し、2006年には2万人を突破した。さらに2011年には新快速が停車するようになり、その後も増え続けて2015年の乗車人員は2万9千人となっている。

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開業以来年々増え続けて、一度も減少に転じたことがないというのが驚きである。それだけマンションが建って人口が増加したこということだろう。

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駅のコンコースからは隣の草津駅周辺のタワーマンションが見える。滋賀県では長らく草津駅県内で一番利用者の多い駅であったが、2014年に南草津駅が逆転した。

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次に西口の方へ移動した。東口よりも遅れて開発されたということもあり、まだ空き地があるようだ。しかし駅前にはびっちりとマンションやホテルが立ち並ぶ。

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東口よりは落ち着いてた雰囲気で、赤のタイルに植え込みもありなかなかオシャレである。

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まあこういう街に住みたいかどうかは人それぞれだが、ベッドタウンとしての利便性は高いことは間違いない。南草津駅からは新快速で京都駅まで約18分大阪駅まで48分で行くことができる。なので下手に京都や大阪にある駅から離れた住宅街に住むよりは、ここに住んだ方が通勤には便利な場合も多いだろう。南草津の発展は関西の広域圏をカバーするJR西日本の鉄道網のお陰と言っていいだろう。

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というわけで今日は滋賀南部のベッドタウン化、人口増加の象徴とも言える街を紹介した。まだまだ発展を続ける街と駅、南草津に今後も注目したい。

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