京都御所の鬼門を見に行く | 猿ヶ辻

かつて天皇の住処だった京都御所。今でも京都御所は雄大な佇まいを見せています。

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京都は紅葉のシーズンで、京都御所周辺でも紅葉の見頃を迎えているようです。

さて、ここからが本題になります。平安京は風水に基づいて作られた街というのは結構有名な話です。特に四神相応という考え方によって平安京の立地が決められたようです。

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東西南北にそれぞれ四神がいて、東が青龍、西が白虎、南が朱雀、北が玄武という神様がいます。これを平安京に当てはめると東西南北の順に、鴨川、山陰道、小倉池、船岡山となるわけです。

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塀の中が京都御所です。現在一般公開しており無料で入ることができます。https://sankan.kunaicho.go.jp/info/20160720_01.html

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再び風水の話に戻しましょう。風水の考え方は京都の至る所で取り入れられています。ここ京都御所でも同様であるというわけです。

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京都御苑でそれが見られるのは長方形の御所の塀の北東です。上の写真が北東の角にあたります。地図で確認しておきましょう。

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紫色の部分が京都御所です。その右上が北東の角にあたります。

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その北東の部分を見ていただくと、なぜか角が凹んでいるのが分かります。反対側北西の角と比べてみましょう。

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北西は写真のように角が尖っています。また南西、南東の角も同じように角が尖っています。それではなぜ北東部分だけ、角が凹んでいて2つに分かれているのでしょうか。

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勘のいい方はもうお気づきかと思いますが、北東というのは風水で鬼門にあたる場所です。つまり鬼が出入りする場所とされているのです。なので鬼門への対処が必要であったわけです。どうやら角を取ってしまえば鬼門もくそもない、という発想のようです。

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そしてこの2つに分かれた角のことを猿ヶ辻というそうです。私も初めて耳にしました。環境省のホームページを引用しておきましょう。

京都御所の東北角は鬼門とされ、築地塀の角を欠いて日吉山王社の神のお使いの猿を祀っています。この猿が夜な夜なぬけだしては通行人にいたずらするため、金網で封じ込めたと伝えられています。
幕末に尊皇攘夷派の姉小路公知が何者かに襲われた「猿が辻の変」は、このあたりで起こった事件です。

環境省より引用

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というわけで猿を探しますが、どこにもいません。いませんね確かに。あるのは監視カメラのみです。しかし、あとで調べてみたら屋根の軒下のひさしの部分に金網があって、その中に猿がいるらしいです。う~ん気づきませんでした。参考サイト➡http://xn--it-e83a0d6ae29c5fndsh3d5554by1fx3cnz8bsv5b8g9c6mxdxm1a.com/kiji.html?entry=2010-11-12-01

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監視カメラはものすごく目立ってるんですがね。さすがは宮内庁管轄というだけあって警備は厳重です。そしてたまに皇宮警察のパトカーも通ります。

最後になりますが、ここでは猿が鬼門を守っているようです。なぜ猿かというと・・

鬼門である北東の反対は南西ですよね。方角を十二支で表すと、南西にあたるのが申というわけです。

鬼門の反対だから、防止効果があるというわけですね。

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