黒い影の幽霊が目撃されている二葉姫稲荷神社を訪れた

今日紹介するのは京都市北区にある二葉姫稲荷神社です。ここは心霊スポットとして広く知られているワケではありませんが、インターネットではとても不気味な雰囲気が漂っているとか、黒い影が見えたなどといった噂がまことしやかにされています。というわけでこれは一度行かねばと思い、現地を訪れてきました。

まず上の地図を見ていただきたいのですが、この神社があるのは京都盆地の最北端にあたります。アクセスは地下鉄の北大路駅、北山駅から徒歩20分といったところでしょうか。

ところで京都にもさまざまな心霊スポットが存在しますが、北区などいわゆる洛北地区に、なぜか多くの心霊スポットがあります。ここ二葉姫稲荷神社の徒歩圏にも深泥池宝ヶ池狐坂などがあります。確かに洛北地区は閑静な住宅街が広がっているため、夜はシーンと静まり返っている印象を受けます。

さて、それでは二葉姫稲荷神社の様子をお届けします。

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夜の19時頃だったでしょうか。19時とはいっても、今は一年間で一番日が短い季節で、あたりは漆黒の闇に包まれていました。静まり返った住宅街の路地を通り抜けると、神社へ続く参道が。参道を登るとすぐに神社が見えてきました。

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この神社は住宅街と森の隙間にあります。御覧のように森の土がむき出しになっています。

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もともとこの神社はかつてこの近くにあった神宮寺の鎮守社として設立されたようです。その神宮寺は1868年後、神仏分離令の廃仏毀釈によって寺は廃止されてしまいました。

廃仏毀釈廢佛毀釋排仏棄釈、はいぶつきしゃく)とは、仏教寺院・仏像・経巻を破毀し、僧尼など出家者や寺院が受けていた特権を廃することを指す。

wikipediaより引用

もしかしたらこのことが、黒い影を見たという心霊現象の謎を解くカギになるかも知れませんね。

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とその時、森の方からカサカサと音が鳴りました。びっくりして逃げ出したのですが、どうやらたぬきか猫が動いた音だったようです。私は夜にこのような場所を回ってきたのですが、鳥や猫や鹿などの音で驚いたことは何回もあります。

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これが本殿のようです。祭神はよく見ると全国にある稲荷神社同様、白色のキツネが飾られていました。「キツネ憑き」の話はよくありますが、なにか幽霊と関係あるのでしょうが。そういえば全国稲荷神社の総本山である伏見稲荷大社も幽霊が出るという噂があります。

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本殿の他にもいくつか摂末社があります。ちょっとピントがズレてしまってますが、もちろんキツネに取り憑かれたとか霊障などではありません。もう少し夜の撮影技術を向上させなければならないですね。

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登ってきた道とは反対側(西側の参道)を見ると、鳥居の下を階段がありました。ここを降りていくと、あの有名な上賀茂神社につながります。それから今思い出したのですが、上賀茂神社近くにある京都産業大学でも幽霊がよく出るとの噂があります。けっこう幽霊目撃談が多い土地柄なんですね。

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これはなんでしょうか。木でできた器でしょうか。よくわかりません。ちなみに神社南側は京都盆地を一望できるようになっています。というわけで夜景を一枚パシャリ。

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はい、またしてもピントが甘い。もうしわけありません。遠くには京都タワーも見えてきれいなんですが。

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さてこの神社ですが不気味さは感じるものの、黒い影は当たり前ですが見えませんでした。残念がっていたそのとき、バチッと大きな物音が鳴りました。これはヤバいと思って上の写真の奥へに逃げました。

おそらく神社の神棚と社務所をつなぐ屋根の音が鳴ったんだと思います。かなり大きな音でした。これがあのラップ音というやつなのでしょうか。ラップ音とは何も存在しない空間からある種の音が鳴り響くという現象です。この定義で考えると、「ある種の音が鳴り響く」の分部は当てはまりますが、「何も存在しない」という分部は微妙ですね。動物なんかが居たかも知れませんし。木からどんぐりや枝が落ちてきたという可能性も考えられます。なので今回は心霊現象らしき体験したとでも言っておきましょうか。

しかし噂通り不気味な雰囲気のある神社でした。そして神社は神聖な場所なので、最後にお参りして二葉姫稲荷神社をあとにしました。

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