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とある廃神社を訪れた | 大津・金比羅宮

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今日はとある廃神社を紹介します。この廃神社の名前は金比羅宮といいます。金比羅と名前のつく神社は全国各地に600社ほどありますが、これらの総本宮は香川県の琴平町にあります。香川県にある総本宮は金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)といい、大物主という日本神話に登場する神様を祭っており、「こんぴらさん」と言われ親しまれています。

それでは廃神社がある場所を見ておきましょう。場所は滋賀県大津市の中心部で、ちょうど大津赤十字病院の裏手の山際にあります。

金比羅宮は京阪京津線・上栄町駅から歩いてすぐのところにあります。JR琵琶湖線・大津駅からも徒歩15分くらいで行けます。

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この日は大津駅から現地へと向かいました。冬の季節風が吹き抜ける中、寒さを堪えて歩いていきます。すると鳥居が見えてきました。さらに神社の外と、境内の中の落ち葉で覆われた階段が印象的でした。しかし外から見た感じは普通の神社という感じです。ここは本当に廃神社なんでしょうか。

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しかし、鳥居をくぐると、ここは廃神社であるということを思い知らされます。地面には枯葉が重なり、グジュグジュの状態でした。荒廃した雰囲気たっぷりでした。そして奥には粗大ごみのようなものが置いてあります。

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・・・・これは一体。ベッドに家電製品にブルーシート。神聖な場所にこんなゴミが放置してあっていいのでしょうか。もう廃止したからいいんでしょうね。

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そして奥にはボロボロの建物が、廃屋ですね。廃神社と廃屋、見事な組み合わせです。そして廃屋には草が生い茂り、不気味な雰囲気を醸し出しています。

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屋根瓦の一部は崩れ去り、今にも瓦がズルズルっと下に落ちていきそうな感じがします。調べてみると、これが社殿のようです。

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これは手水舎です。見た目は現役のものと変わりませんが、水は出ていませんでした。

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境内には階段があります。階段を上がっていくと、事前のリサーチではこの上に本殿があるとのことです。

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さて、本殿前には灯篭と、木製の塀があります。しかし、その向こうには本殿の姿がありません・・・。

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・・・・・・・・・・・。ないのではなくて崩れていたんですね。これが本殿、というか本殿跡ですね。無残です。哀れです。おそらく柱が朽ちてしまい、建物の重さに耐えきれず崩れてしまったんでしょう。

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この神社、いつ頃に廃止になったんでしょうか。気になったので調べてみたんですが、情報がありませんでした。木造の建物がつぶれるくらいなので、廃止になって10年以上は経過しているでしょうね。

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周りには落ち葉が落ち放題です。町内会なんかでも管理されてないのでしょうか。ただ廃神社と黄色の落ち葉との相性は抜群で、色合い的には素晴らしいです。

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最後に再び神社の外に出てみました。見事な石垣です。今度は赤色の落ち葉が落ちていて、なかなか風情があります。石垣の上には先ほど紹介した社殿の廃屋があります。

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今日は廃神社の様子をお届けしました。こんな街中に廃神社があるとは驚きです。私自身神社はよく行くんですが、廃止された神社を訪れたのははじめてのことでした。手入れされていないとこんな風になるんですね。やはり維持管理している神社関係者様には感謝しなければなりません。

 

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