滋賀県庁の地下通路に潜入した

古くは琵琶湖の港湾都市として栄えた大津。その中心地には滋賀県庁があります。滋賀県庁の場所について、よく京都に近すぎると言われたりします。県庁の最寄り駅である大津駅から山科駅まで4分、京都駅までは9分ですからね。地理的なバランス的には彦根市や近江八幡市にあった方がよかったのかもしれません。

そんな滋賀県庁には地下通路があるんです。それはかつて道を挟んで隣接していた滋賀会館と滋賀県庁をつないでいました。滋賀会館とは文化施設なるもので映画館や食堂などがあったんですが、2013年に完全に閉鎖されてしまったので、誰も行き交うことのない地下通路だけが取り残されてしまったというわけです。

この地下通路、なかなか独特な雰囲気が味わえると聞いたので、今回訪問してみました。過去には映画のロケ地にもなったことから、ちょっとした話題になっていました。そういえば朝日放送のビーバップハイヒールでも取り上げられていましたね。

映画は「SP革命編」といって警視庁のSPがテロリストを追い詰めるという映画で、この地下通路でもアクションシーンが撮影されていました。

まずは場所を見ておきましょう。滋賀県庁があるのは大津駅のほど近く、5分~7分ほど歩いたところにあります。この辺は地方裁判所や税務署などがあり、官公庁街となっています。

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滋賀県庁に到着です。県庁というだけあって厳格な雰囲気がします。入り口には警備員の姿があり、警備も厳重です。

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県庁の出入り口を入ってすぐのところに、地下通路への道がありました。

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これは新聞入れのようです。よく見ると、いろんな新聞が入っていました。

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階段を降りると、左右に地下通路が広がっていました。まずは左側から行ってみました。

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何かすごい雰囲気ですね。通路はコンクリート色で寒々しく感じます。そしてヒンヤリと冷たい空気が通路を覆っています。

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通路には扉が並んでおり、ひとつひとつの扉には番号がふってありました。もしかしてここは牢獄、監獄、拷問場なのではないかと思うくらいに、恐怖を感じさせてくれます。

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何かの倉庫なんでしょうか。さて、それでは反対側の通路に行ってみましょう。

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しかし誰もいませんね。職員さんもほとんど通らないようです。まさに県庁の秘境といってもいいかも知れません。

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少し錆びたパイプが何とも言えない味を出しています。よく見ると、右側のパイプは新しいんですね。

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反対側にはシャッターの姿が。昔はここに売店があり、人で賑わっていたそうです。ということはこちら側(階段を下ってむかって右側)が滋賀会館と繋がっていたということになります。(おそらく間違いないかと思います。)

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かつてはクリーニング屋、スーツ屋、喫茶店などが入っていたようです。(滋賀のロケーションガイド様より)

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こちらはゴミ箱など県庁で使用されているものが置かれていました。

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換気ダクトです。なかなか迫力がありますね。ホラーゲームのサイレンなんかに出てきそうです。

というわけで今日は滋賀県庁の地下通路を紹介しました。かなり独特な雰囲気が漂っていました。昔は(何十年も前ですが)賑わっていたとはにわかに信じられませんでした。ぜひ訪問してみては如何でしょうか。物好きな人は必見です。

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