京阪沿線のディープタウン 門真市古川橋を歩いてみた

かつてパナソニックの企業城下町として栄えた門真市。しかし、パナソニックの業績不振や、工場の他地域へのフライトなどによって産業の空洞化が進みました。それに伴い、徐々に人口も減少して、衰退とは言い過ぎですが、あまり元気のない地域ではあります。

門真市にはパナソニック関係の工場があることから、そこで働くブルーカラーの労働者も多くいます。また、平均所得に関しても大都市近郊にしては貧しめの水準です。

そしてこの門真市には古川橋というディープな街があるとの噂を聞きつけ、今回訪れてみました。一体どんな街なのか楽しみです。

まずは場所を確認しておきましょう。

古川橋駅は京阪線のひとつの駅で、京橋駅からは10分ほどで到着します。この辺は大都市周縁部によくある住宅の密集地帯と、ゆったりとした郊外の両面を持っています。例えば、東京でいうと足立区のイメージがしっくりきます。

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京阪電車の古川橋駅を降りると、意外にも小奇麗な駅前が見られました。実は門真市ではヤンキーたちが日夜縄張り抗争に励んでいる、なんて噂もあるんですが、見る限りそんな様子もありません。

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ご覧のようにロータリーも整備され、ごくごく普通の町の駅前といった感じです。

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イオンもあって買い物も便利そうです。ちなみにここは、つい最近までダイエーだったそうです。

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今度は駅の北口へ行ってみます。こちらもフツーですね。

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次に商店街に入っていきます。ピンクのローマ字で古川橋ショッピングモールと書いてあります。

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中へ入っていくと、これまた意外に綺麗な商店街です。やはりタイル敷きの道路にすると、お洒落な感じが出ますね。

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しかし商店街の中にトタン製のガレージがありました。このへんは、門真のイメージ通りの光景です。

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もう少し進んで行きましょう。ガレージ以外はフツーに都会の街といった感じですね。

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夕方ということもあって自転車に乗って家路を急ぐ人の姿が多く見られました。

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そして駅から北西へ10分ほど歩いていくと、右手に何やら怪しげなオーラを放つ看板が見えてきました。「幸福本通商店街」と書かれています。これはついに・・・と思って早速中へと入っていきます。

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はい、ついにやってきました。一目見た瞬間、そこにはディープワールド全開の商店街があることを確信しました。床も剥げていて人もほとんど居ません。大都市近郊にありながら、この寂れ具合、まさにミステリーです。あの大津の商店街を凌駕するほどの衝撃です。

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まだ外は明るいんですが、アーケード内はこの暗さです。上を見上げると、楽しいショッピング、ふれあいの街と書かれた看板が掲げられています。なんというミスマッチ。

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そしてところどころ虫食いのようにスペースが空いています。青いビニールシートがちょっと惨めで切なくなります。幸福にはほど遠いようや気もしますが・・。

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それにしても暗い、ミステリアスな雰囲気が漂っています。右のスペースから何か出てきそうな気がします。

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次に路地からアーケード外に出ます。アーケード外は空き地があり、その周りに古い住宅街が広がっています。

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ここからだと、なかなか味がある商店街の光景が見られます。古びたアーケードの下に黄色のライトが光っていてちょっと幻想的です。

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この近くにはこんな路地もありました。ザ・庶民の家といった感じです。

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最後に商店街の反対側から撮影して、古川橋での取材は終了にしました。

思っていたよりは普通の街でした。駅前も綺麗に整備されており、古川橋ショッピングモールもよい雰囲気でした。しかし、この幸福本通商店街だけはかなりディープな雰囲気が漂っていました。なかなか味のある商店街なので、かなり古いですが何とか今後も存続していってもらいたいと思います。

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