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まるで昭和にタイムスリップ レトロな中津商店街

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近年グイグイと発展を遂げている梅田地区。高層ビルが立ち並び、お洒落なお店も数多く、街行く人のファッションもハイセンス。特に東梅田は若者も多くとても勢いを感じる街で、歩いているだけでも元気をもらうことができます。

しかし、まんま商業主義ベースにのっかった、いわば量産型とも言える若者を見ていると、梅田を歩いていて辟易してしまうこともあります。

そんなときは梅田から1駅、歩いて15分ほどで行くことができる中津がおススメです。特に、阪急中津駅北側は古くからの下町情緒あふれる街並みが広がっているといるんです。

そんな中でも中津駅から5分ほど北へ行ったところにある中津商店街は昭和レトロな光景が広がっています。梅田の喧騒に疲れた時はここを訪れノスタルジーに浸るのもよいでしょう。

中津駅に到着です。阪急の駅の高架下にはサラリーマンが仕事帰りに立ち寄りそうな居酒屋があります。

中津の駅前こそは近代的なマンションもありますが、中津商店街周辺は古くからの木造建築物が密集しているエリアとなっています。

歩いていると、中津商店街の発見です。商店街の中は薄暗く、ひと気がありません。もしかしてここだけ異世界なのでは、と思わせてくれるほど独特の空気が漂っています。

中へ入ってみると、地方の商店街ではお馴染みの光景となったシャッター通りが広がっています。大阪って地方都市でしたっけ。大都市でありながら、この光景が広がっているとはまさにミステリー。

営業時間外なだけかと思いきや、そういうわけでもなさそうです。大阪の商店街はこれまでいろいろ回ってきましたが、それなりに人通りのある商店街ばかりだったのでなかなかの衝撃です。先日行ってきた門真市の幸福本通商店街並みの衝撃です。

しかし、なかなか濃い商店街です。この絵は一体?もの好きにはたまらない光景を見ることができます。

上にはピンクの馬?のような縫いぐるみが置いておいてあります。

鍼灸院もありますが、この商店街の中にあることから何やら怪しげです。もちろんちゃんとしたものですが。

しばらく歩いていくと崩れかけの屋根が見えてきました。おそらく空家なんでしょう。中津のエリアはかなり高齢化が進んでいると思われます。商店街周辺の街並みを見ても相当古いですしね。

ご存知のように大阪市は戦時中大空襲を受け、そのほとんどが焼野原となってしまいました。しかし淀川沿いなど一部、空襲を逃れた地域がありました。それが中津周辺のエリアだったのです。

正確な資料などないので断定はできませんが、おそらくこの場所も大阪で戦災を逃れた数少ない場所だったのです。

味のある看板がいくつも並んでいます。昔は家電量販店なんかはなく、昔は商店街で買っていたんですね。

これで商店街の北側まで到達しました。都会の喧騒が感じられる梅田の近くにこれほどのレトロな町並みが広がっているとは驚きでした。まさに時代が止まったような空気が流れていました。

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