姫路モノレールの高架跡を見に行った

姫路モノレールとは

かつて姫路にはモノレールがありました。今でもその高架跡が残っており、電車から見える光景は姫路市の名物となっています。

姫路モノレールは正式名称を姫路市交通局モノレールといいます。1966年(昭和41年)5月17日に開通し、姫路駅と手柄山駅の1.6kmを結部路線でした。姫路モノレール唯一の中間駅である大将軍駅は先日取り壊されたことで話題になりました。結局姫路モノレールは姫路大博覧会のあと休止、1979年に廃線となりました。

出典 blogs.yahoo.co.jp
上の地図で赤い線で引かれたところが、姫路モノレールが走っていた場所です。

現地の様子

この日は姫路への遠征でした。まずは姫路城を訪れてから、駅前商店街の路地裏、そしてここ姫路モノレール跡を訪問しました。

さすがは播州の中心都市。JRの駅前には雑居ビルが数多く建ち並んでいます。

人口50万人、駅の乗車人員1日平均5万人を誇る街ですから規模が大きくて当然というわけです。

姫路モノレールがあったのはJR姫路駅、山陽姫路駅から西へ次の場所です。姫路駅から西へ進んで行くと、小さな住宅街の上にモノレールの高架が見えてきました。

近くで見るとけっこう大きなものです。古くなり黒ずんだコンクリートが少々不気味さを醸し出しています。

どうやら居住用の建物ではなく、雑居ビルのようです。雑居ビルもかなり古いようです。

高架の高さは10m~20mほどでしょうか。近くで見るととても迫力があります。

周りの建物は錆びつき、レトロというか哀愁が漂っています。

さて、これで写真の紹介は終わりです。姫路駅近くでは高架の柱のみが残っている状態でした。しかし手柄山駅付近では高架全体の様子が残っていることを、訪問後知りました。私の取材の甘いところです。

下の写真は他サイトからの出典です。

出典 outofservice.sakura.ne.jp

電車の高架にしては結構細いと思ったんですが、考えてみればモノレールだからあたり前ですね。

おわりに

結局姫路モノレールは赤字が膨らみ、廃止。同じく姫路交通局が経営を行っていた書写山ロープウェイは姫路市観光交流推進室に、路線バスはモータリゼーションの影響で利用者が減少、2010年に神姫バスに移管されました。

姫路モノレールは戦後、市の北部にある住宅街と市の南部にある工業地帯とを結ぶための路線として開発計画がなされました。まずは姫路大博覧会に合わせる形で先行開業されました。しかし、運行距離が短く高すぎる運賃が原因で客足は徐々に遠のき、結局は延伸することなく廃止を迎えることになってしまいました。

完全に事業としては失敗だったわけですが、現在でも姫路市内ではモノレールの高架跡を見ることができます。また、手柄山駅には当時の車両が保管されているそうです。

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