浪速区のディープタウン大国町の街並み

大国町とは

GW真っ只中の5月1日、私は大阪の大国町という街を訪れました。この日、芦原橋という町を訪れた後、歩いて大国町へ向かいます。

大国町のある浪速区は、被差別部落問題や民族問題など、歴史的にいろいろややこしいところ。また現在の釜ヶ崎の前身となった長町スラムがあった場所でもあります。そのためか、街中にはディープな雰囲気が漂っています。

まずは地図で大国町のある場所を確認しておきます。赤印をつけた場所が大国町駅です。近くには新世界や難波、それに新今宮と大阪を代表するディ―プな街の宝庫です。

大国町の街並み


まずは地下鉄大国町駅のあたりに行ってみます。とにかく驚いたのは人が濃いということです。チンピラ?みたいな人もけっこういました。梅田や淀屋橋などにいる人の感じとまったく違うことに驚かされます。

大阪を代表するディ―プな街、大国町で有名なのが大国主神社です。大国主については他サイトから引用しておきます。

大国主(おおくにぬし)は、『古事記』『日本書紀』に登場する日本神話の神である。国津神の代表的な神だが、天孫降臨で天津神に国土を献上したことから「国譲りの神」とも呼ばれる。出雲大社の祭神。

大国主神社から西へ入っていきます。大国町周辺は幹線道路沿いには商業施設もありますが、基本的には住宅街となっていて、特に単身者向けのマンションが多く立ち並んでいます。

実は大国町、2016年みんなが選んだ住んでみたい街ランキングで「穴場だと思う街」に選ばれた街です。考えてみれば、御堂筋線や四ツ橋筋線を使えば、なんばや梅田、それに天王寺といった大阪の主要駅まですぐにアクセスできます。アクセスがよい割には賃料が比較的安いというわけです。

スーパー玉出もあって、大阪の庶民の街といった感じです。比較的所得レベルの高い北摂地域に店舗がないのは、実際にスーパーに入ってみると頷ける気がします。

しばらくウロウロしていましたが、人通り、というか自転車が多くそれなりに活気は感じられました。

コリアタウンとしての街


ここ大国町はコリアタウンとしての側面も持っています。コリアタウンの明確な定義はないのですが、難波をはじめとするミナミには、ニューカマーも含めて多くの韓国・朝鮮人が住む町でもあります。

ここ大国町も同様で、いくつかの韓国系のお店があります。

もちろん、大阪を代表するコリアタウン鶴橋のように多くのお店が軒を連ねているわけではありませんが、いくつかの物産店が大国町でも見られました。

さらに、四ツ橋筋の東側には大阪中華學校があったりと、多国籍な街でもあります。

感想

大国町は大阪にしかないとても濃い街でした。梅田などのターミナル駅周辺によくいる商業主義ベースに乗っかった言わば量産型とも言える人たちとは違って、人の雰囲気や服装も独特なものがあります。関西以外の人たちが抱く大阪人のイメージに合致しているのがこの街の人たち。今回紹介した大国町をはじめ、浪速区周辺には私の知らないことがまだまだ眠っていそうです。

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