いわく満載!京都のミステリースポット船岡山とは 

船岡山

千年の歴史を誇る京都には数多くの曰くがあります。今回紹介する船岡山も曰くつきの場所として知られています。

船岡山がある場所

船岡山があるのは京都市北区、ちょうど平安京の朱雀大路の真北に位置します。ちなみに四神相応の玄武にあたるという説もあります。

また、「平安京四神(玄武、青龍、朱雀、白虎)」の玄武(=高山)に当てる説もあるが、「高山」とするには低すぎるため、なお検討を要する[1]。

赤く印した場所が船岡山です。北大路通の向かい側には大徳寺が、船岡山の中には建勲神社といった有名な神社、寺院があります。

船岡山のいわく

船岡山のいわくは以下の2つです。これらのいわくから船岡山は特に心霊スポットとして知られており、テレビ番組なんかでもロケに訪れていました。

・応仁の乱の合戦場

応仁の乱では備前国守護の山名教之や丹後国守護の一色義直の西軍が船岡山城を建築し、そこに立てこもりました。ちなみに船岡山の南西一帯が西陣と呼ばれるようになったのは、応仁の乱がきっかけだったんですね。

・警察官射殺事件の現場

ここで昭和59年に警察官が射殺されるという広田事件が起こりました。広田事件とは元警官の広田晴美(当時41歳)が起こした犯行で、船岡山公園山上で西陣署所属の鹿野巡査(当時31歳)を刺した後、拳銃を奪い射殺しました。詳しいことはこちらのサイトに載っています。⇒広田事件

船岡山

住宅街を抜けると森が見えてきました。入ると見えてきたのは船岡山公園。子どもや若者の遊ぶ姿が見られました。

船岡山公園は船岡山北西部にあり、5万6千平方メートルととても広い公園です。遊歩道沿いにはツバキなどが植えられており、風光明媚な公園として地元の人たちに親しまれています。

次に広場の脇にある階段から船岡山へと上っていきます。山といっても船岡山は標高112m。この辺は平地で標高50mほどあるので、50~60mほど登れば山頂に到着です。

山頂からは京都盆地を一望することができます。例の広田事件が起きたのはこのあたりと思われます。

山頂を歩いていると白い塔が見えてきました。煙突でしょうか、ちょっと近づいてみます。

よく見ると中へ入ることができるみたいです。

中を見ると、ここで何かを燃やしていた痕跡があり、焦げ茶色に変色しています。やはり煙突のようです。ここに幽霊が出るなんて噂もあるようですが・・真相は分かりません。

「煙突」で思い出したんですが、この辺り京都の三大風葬地、蓮台野のすぐ近くにあります。なんせ、色んな曰くがある土地ということには違いありません。

公園の広場を少し下っていくと、木々の隙間にちょっと面白いもの発見です。

石碑です。よく見るとちょっとおかしな点に気づきます。

が、何も文字が書かれておらず、のっぺらぼう状態です。面白いといえば面白いのですが、ちょっと不気味にも感じられます。

ちょっと不気味な場所もありましたが、基本的には綺麗な森なんですけどね。

整備も行き届いており、ちょっとハイキングするにはちょうど良い場所です。

まとめ

今回は船岡山を紹介しました。近くには建勲神社や大徳寺があり、観光にも良い場所です。船岡山自体も綺麗に整備されていて、快適に散策することができました。

しかし、美しいものの裏には何かがある・・紹介したように古くは応仁の乱の合戦場として血なまぐさい戦が行われた場所でもあります。さらに遡って平安時代には風葬地として、この地で多くの仏さまが風にさらされていたのです。最近では広田事件が起こるなど、いろいろと曰くが多い場所です。

船岡山では毎年のように自殺が発生しているとの噂もある(確かな情報はない)ため、今後もいわくつきの場所として人々の間で語り継がれていくことでしょう。


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