大阪を代表するディープタウン西成区が持つ様々な顔とは

西成区

大阪を代表するディ―プな街西成。昼間から居酒屋でおっちゃん達が酒をあおる光景はお馴染みの光景です。

西成区の名前は関西圏以外の人たちも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。東京の山谷、横浜の寿町とともに、日雇い労働者の街として人々に知られています。

このため、西成区というとドヤ街のあるあいりん地区を想像する方が多いと思います。しかし西成区はとても奥深い街。ドヤ街以外にも地区ごとに異なる顔を持っています。これらが西成というカオスで少々デンジャラスな街を形成しています。一体西成ってどんな場所なんでしょうか。今回はこの街が持つ様々な顔について紹介します。

日雇い労働者の街

西成=あいりん地区(釜ヶ崎) この図式は特に他県の人々に浸透していますが、簡易宿泊所が建ち並ぶあいりん地区は西成区の新今宮駅周辺(萩ノ茶屋、太子)の一画のみです。しかも昔に比べれば雰囲気は大分よくなってきたとのこと。しかし実際に行ってみるとここはそういう場所だということを思い知らされます。特に三角公園周辺の雰囲気は強烈で、徘徊中のおっちゃんが居たり、おっちゃん達の寝どころには青いビニルシートが被せられていたりと何かと刺激の強いエリアです。

風俗街としての街

西成区山王3丁目付近には飛田新地という大規模な風俗街があります。いわゆるちょんの間(旧赤線,青線地帯)として営業が行われています。もちろん、この地区での写真撮影はNG行為。撮影しているところが見つかったら怖いお兄さんが出てきて連れ去られる・・・なんて噂もあります。大阪には飛田の他、五大新地(松島,滝井,信太山,今里,飛田)と呼ばれるちょんの間がありますが、ここ飛田新地が最も有名で大規模です。

被差別部落としての街

実はあまり知られていませんが西成区には大規模な被差別部落がありました(詳細な場所については伏せておきます)。もちろん、現在は市営住宅が建ったりといかにも部落という場所はありません。しかし、かつて身分制度においてエタ・非人と呼ばれていた人たちが住む集落があったのは間違いありません。

ド下町

一部よい住宅街があるといっても西成区は基本的には下町です。区内にはレトロな商店街が数多くあり、古きよき昭和の時代を感じさせてくれます。また、マンションは少なく戸建ての住宅が多いのも特徴。一戸一戸の敷地は狭く、密集した住宅街が広がります。下町には欠かせないいい感じの路地裏もここには多数健在です。

高級住宅街

西成区は4人に1人が生活保護という現状で、貧困という印象が強いのですが区の南側には高級住宅街として知られる地区があります。もちろん、高級住宅街といっても芦屋など阪神地方にあるほどのものではありませんが、西成区の中ではそれなりに良い住宅が見られる地域でもあります。ちょうど上町台地に接していることから、他の地域に比べて土地が高くなっており、お金持ちが好んで住む地区となったのです。同じく高級住宅街として知られる住吉区の帝塚山に接する辺りです。

おわりに

何かと刺激の多い西成区に是非とも一度訪れてみては如何でしょうか。私も何度か訪れてみたのですが、それなりに雰囲気を楽しむことができました。ちなみに治安はそれほど悪くなく、危険を感じることは一度もありませんでした。ただし、写真撮影は(特にあいりん地区や飛田新地)止めて置いた方が無難かと思いますが・・・。

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