北摂なのに下町?ディープタウン豊中・庄内を訪れた

庄内

大阪の北摂にある豊中市。住宅街としての人気が高く、大阪市内で働くサラリーマンのベッドタウンとして機能しています。伊丹空港や新大阪駅に近いことから、首都圏からの転勤者も多く住むことでも知られています。

関西圏の方ならご存じでしょうが、大阪では高所得者は都心には住まずに、郊外に住むという傾向があります。これは東京で高所得者の都心部に対して人気が高いのとは大違いです。そのお陰と言っては何ですが、大阪市内では再開発が進まず、時代に取り残されたような濃い町並みが残っており、当サイトの格好の餌食となっているわけであります。

大阪において濃い街は圧倒的に大阪市内が多いのですが、その周辺部、例えば尼崎や門真なんかにも、何やらよう分からん怪しげな街が存在します。

今回訪れた庄内も大阪の大ターミナル梅田から電車で数分のところ、すなわち大阪市の周辺部にあたるわけです。庄内の行政区域は豊中市。同じ豊中市の岡町な良質な住宅街が揃っている地域とは違い、北摂にも関わらずかなり下町風の街並みが見られます。

庄内の街並み

阪急の庄内駅があるのはターミナル梅田から宝塚線で4駅のところ。豊中市で最南端に位置します。神崎川も近く、低地が続いているのが特徴的です。夜7時ごろというだけあってサラリーマンの姿が多くみられました。いくら下町といっても梅田に近いことから、それなりの企業に勤めている方も多いことでしょう。

電車を降りて、その辺をうろついてみると、いかにも雑多な雰囲気を味わうことができます。庄内駅周辺には商店が建ち並んでいて、それなりに賑わいを見せています。まずは駅の西側、WESTと書かれた商店街に行ってみます。

時刻は午後7時でしたが、すでに閉店モード。ちょうど私が商店街に入ったとき、一部の照明が消されてしまいました。

しかしこちらの本通りはしっかりと照明が灯っており、通勤通学のサラリーマンや学生が通行する姿が見られました。商店街の周辺には密集した住宅街が広がっており、いかにも下町といった風景が広がっています。

阪急電車が次から次へと通っていきます。普通電車のみの停車ですが、日中は毎時6本ラッシュ時は毎時10本以上の本数があるため、不便はしないことでしょう。踏切が開くのを待って、次に駅の東側へ行ってみます。駅の東側にも飲食店をはじめ、多様なお店が揃っています。

まあこんな感じで商店が続いています。雰囲気的には庄内から2駅南へ行ったところにある大阪を代表するディ―プタウン、十三に近いものがあるでしょうか。

そして駅の東側で特徴的なのは豊南市場(ほうなんいちば)です。

株式会社豊南市場が運営。1つの建物の中に、生鮮食料品店を中心にした小売店約70店舗が入居している。市場では昔ながらの対面販売を導入している。

すでにお店は閉まっていましたが、市場内に入れました。すでにライトは半分消されており、やや薄み悪さも感じられます。

豊南市場は阪神大震災で半壊してしまいましたが、その後建て直されました。戦後から営業しているそうですが、道理で建物が新しいです。

豊南市場の営業時間は9:00〜18:00。営業時間中はズラッと揚げ物が並んでいたのでしょう。

なんと今では珍しくなったオート自販機が。関東では某鉄拳タローなど、懐かしのオートレストランの人気が再燃しておりますが、まさか大阪にもこのようなものがあったとは驚きです。

買って食べようかと思ったんですが、お湯使えないって・・・。その場で食べるのが醍醐味なんですがね。衛生面での問題があるのかも知れません。

自販機にはオート自販機に関する記事が貼ってありました。どうやら自販機の生産者、修理者がいなくなって、昨今のようにブームが起こっも生産に対応できないとのことです。面白いビジネスが展開できそうな気もしますけどね。

豊南市場を出て、暗くなった庄内の街を眺めながら帰路につきました。

今回で5度目のディープタウンシリーズ、次は何処へ行こうか考え中です。

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