京都の大原で見つけた廃屋

京都の奥座敷として観光客を惹きつける大原。三千院や寂光院は全国的にも有名で、鞍馬寺や貴船神社と並んで洛北エリアを代表する観光地となっている。

この日は、大原一家心中現場という心霊スポットを訪れた後、寂光院を目指して車で走っていたのだが、途中大原古知平町で廃屋を見つけた。とっさに車を停めて撮影してきたのでご覧いただきたい。

建物は和風。それほど古いといった感じは受けない。建物だけを見ると廃屋なのか分からないが、建物周辺は草が生い茂り、いかにも廃墟、廃屋といった印象を受けた。どこか入れるところはないかと探していると、庭の窓が開いていたのでそこから入ることにした。

壁や床の下には外された襖が放置されていた。そして廃墟探索者を拒むかのように一部の床は抜け落ちてしまっていた。もし廃屋に入ろうと思うなら、床には十分に注意しなければならない。というのも今回のように床が抜け落ちているケースは多いし、あるいは床から釘が出ているというケースも考えられる。うっかりしていると、悲劇につながりかねないのだ。

なわけで廃墟・廃屋へ入るというのは全くお勧めできない行為である。再び画像を見ていただきたい。画像は先ほどの2枚目と同じ部屋であるが、照明が6個も設置されていた。ライトは竹のようなもので囲まれ、少々お洒落な雰囲気が感じられる。それにしてもなぜ12畳~16畳の部屋で6つもライトが必要なのか、よくわからない。

部屋の隅には収納ボックスが置いてあり、崩れた屋根の隙間から入ったと思われる水がパンパンに入っていた。

部屋の向こうには、湿り気がものすごく、色は焦げ茶色に変色した小さな部屋があった。カビは生え、思わず目を背けたくなるような部屋の状態であった。ここで少し移動して廊下を渡って別の部屋へと移動した。

奥には部屋が3つあるのだが、床を見るとどれも新しいものであった。リフォームを行ったかのような床を見ると、なぜ空き家になってしまったのか・・・といろいろ想像してしまう。一応、某大手事故物件サイトで調べてみたが、ここに関する情報は載っていなかった。

最後に台所を見て、廃屋を出ることにした。わずか5分ほどだったが、もっと長くいたような気がした。ちなみに今回の画像はすべて動画で撮影したものをPCでスクリーンショットしたものである。廃墟侵入動画は下に載せておいた。

廃屋や廃墟と言えば、マニアの間では重宝されている。ただ言い換えれば荒れ果てた空き家であり、見ていてあまり気分の良いものではない物件も数多くある。しかし、それまで住んでいた人の思いや念が詰まっている建物であり、「どんな人が住んでいたのかとか、どのような理由で廃屋になってしまったか」といったことをいろいろ想像してみるのは案外楽しいものである。

人形に人の魂が入り込むように、家にも人の魂や思いが染みついているかもしれない、それを感じ取るのもひとつの廃墟廃屋巡りの醍醐味なのではないか。

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