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天王寺のニセ大阪城を見に行った



阿倍野ハルカスやあべのキューズモールの開業で、それなりに賑わいを見せている天王寺。キタ、ミナミに次ぐ大阪の繁華街として、勢いを見せている。再開発も進み、街並みも昔と見違えるほど綺麗なものになった。

しかし、表面上綺麗になっても、その地に染みつくダークな部分は消せないようで、この日は街娼追放と書かれた旗を持ったお巡りさんが天王寺公園をパトロールしていた。未だにデンジャラスな一面を見せてくれる街でもある。

それにしても街娼なんて言葉があったとは・・・、驚きである。そういえば、中国人の売春婦がよく出没するなんて話はどっかで聞いたことあったっけ。

街頭で客を引いて,売春する女。

そのまんまである。

それはともかくとして、今回天王寺を訪れたのは、天王寺から15分ほど北へ向かって歩いた場所にある夕陽ガ丘の寺院群を見物しようと思ったからである。

そういえば以前ニセ大阪城があることを聞いたので、ついでに写真を撮影してきた。

ニセ大阪城がある場所

まずはニセ大阪城の場所を地図で見てみよう。

ニセ大阪城があるのは青く囲った場所。天王寺公園に隣接する場所にある。

天王寺駅の公園口を降りて、まずは玉造筋を横断する。もうこの時点で、大阪城らしき建物は見えている。もちろん、本物よりはだいぶ小さいのだが。

玉造筋を渡ると、次に谷町筋を少し北へ歩いていく。途中、びっくりドンキーの看板が見えるので、その交差点を横断する。

びっくりドンキーの横の道を直進していけば、到着する。実は何を隠そうこの茶臼山町、ラブホテル街になっているのだ。

これが真下から見たニセの大阪城。実はニセ大阪城の正体はラブホテルであった。角度的に見づらいのと、近くからラブホを撮影するのは恥ずかしいということで、天王寺公園に移動して再度撮影をすることにした。

ニセ大阪城がある風景

現在、天王寺公園にはお洒落なカフェなどが並んでいる。それなりの身なりをしたマダムたちも集っており、昔の古臭い天王寺の雰囲気とは大違いである。高さ300メートルを誇るあべのハルカスのビル面が太陽に反射し綺麗。

しかし、あべのハルカスの反対側にはニセ大阪城がハッキリと見える。この対比、構図が何とも面白い。駐車場に停まっているバスと比べてみると、それほど大きな建物でないことを確認できる。

近くには天王寺動物園、大阪市立美術館、茶臼山古墳などがある。一応大阪市内では文教エリアとして知られている。東京でいうと、上野みたいなものという人もいるくらいだ。

しかし、このラブホテルを見るとやはり大阪クオリティ、そして天王寺クオリティと言わざるをえない。調べてみるとホテル醍醐というらしい。

再び、ホテルに近づくと、茶臼山古墳の歴史と二宮金次郎の銅像がある。何でも大坂の陣の古戦場を示すものだとか。ラブホの前に二宮金次郎・・なんというミスマッチだろうか。

さらにホテル醍醐の角には岩がある。倒れないように金属で囲われている。なんの岩なのか見当もつかない。

北の方向、夕陽丘方面へもラブホテル街が続いているようだ。さて、このあと夕陽丘方面へ足を運んだ。

なぜラブホに大阪城

以上がニセ大阪城であった。なぜこのようなものを作ったのだろうか。集客や話題作りのためなのだろうか。

しかし、お城全体がラブホテルになっているのならよくありそうだが、今回の場合、ラブホの上にお城が乗っかっているように見えてしまう。

何ともオリジナリティ溢れるラブホを見ることができて、大阪らしさを満喫できた。



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