アル・プラザ大津の跡地はマンションに変わろうとしていた


滋賀の駅前に必ずと言っていいほどあるのが平和堂。

琵琶湖線大津駅~米原駅間の18駅のうち、16の駅で徒歩圏に平和堂関連のお店がある。近年、イオンモールなど巨大商業施設が進出したものの、滋賀県民の心をがっちりと掴み、依然として勢力は衰えることを知らない。

平和堂では地域を絞って集中的に出店するドミナント戦略を武器に、滋賀はもちろん、京阪方面や北陸方面にも勢力を拡大中である。

今回訪れた県庁が近くにある大津駅でも同様に、駅前には平和堂が展開する大型スーパーマーケットブランドであるアル・プラザの店舗を構えていた

ところが、2016年6月にこのアル・プラザ大津は閉店してしまった。老朽化が原因と思われるが、客足が伸びなかったことも原因のひとつではないだろうか。

客足を確保できれば、同規模で建て替えという選択肢もあっただろうが、それをしないということはやはり集客しづらい環境にあったと考えてよいだろう。

私も一度だけアル・プラザ大津の営業中に、一度だけ中に入ったことはあるが、人も少なく、鄙びた感じが
した。

さて今回訪れたのは、2016年6月、アル・プラザ大津の閉店後、一体どんな様子に変わったのを確かめるためである。

まずは大津駅を降りて、しばらく周辺を観察することにした。ちなみに大津駅は、県庁の最寄り駅にしては寂しすぎるとひそかに話題である。


しかし、そんな大津駅周辺にも好材料がある。2016年にオープンした駅ビル、ビエラ大津の存在だ。⇒VIERA大津の記事日本一寂しいと言われる県庁所在地の駅に商業施設オープン-滋賀・JR大津駅-
駅ビルには、現代日本でお洒落タウンとセットの代名詞となっているスターバックスをはじめ、今風のお店が入店している。

店内には県庁をはじめ駅近くの官公庁で働く社会人たちがお昼休憩をしている様子が見られた。古くからの街並みと相まって大人向けの落ち着いた雰囲気が感じられる。

さて、少し話はそれたが、アルプラザ大津のあった跡地を見てみると、ぽっかりと穴が開いたような空地に変わっていた。すでに取り壊された後のようだ。そして工事の壁には跡地にできるマンションの紹介が書かれていた。

「プレミスト大津ステーションレジデンス」というやたらと長い名前が書かれていた。その下には平和堂ができると表記されている。少し調べてみると、平和堂ができるのはマンションの1階部分に入居するとのこと。さらにショッピングセンターではなく、スーパーマーケットのみのオープンらしい。

せっかくなので看板に書かれている通り、「ダイワ 大津」で検索してみると、プレミスト大津ステーションレジデンスのホームページが出てきた。

何と「大津を変えろ」がコンセプト。やはり不動産会社の方も大津を何とかしなければいけない、という思いがあるのだろうか。歴史的建造物も多く、自然環境もよい、京阪神へダイレクトにアクセス可能、これらを考えればけっこうポテンシャルのある街だと思うのだが。

すでにクレーン工事が始まっている。アルプラザ大津の跡地ではすでに新たな時を刻むべき準備が始まっている。

マンションの完成は2年後の平成31年9月下旬予定。県庁がある駅なのに寂れているとか、場末だとか散々な言われかたをしてきた大津駅周辺だが、今後の発展を期待したい。


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