縮小都市の可能性 北近畿エリア3都市まとめ

少子高齢化や人口減少の波にが押し寄せる日本。関西地方でもいよいよその波が押し寄せようとしている。

今のところ京阪神エリアでは他地域からの人口流入などもあり、かろうじて人口をキープしているものの、京阪神圏から離れたエリアでは、いち早く人口減少、衰退が起こっている。

世界的な時代の流れとして、農業や林業第1次産業⇒2次産業⇒3次産業へと転換する動きがあり、サービス業を中心とする第3次産業では、人や法人が集まる大都市圏で展開されてきた。また、大学進学率も上昇したことも、大学の集積する大都市圏への人口流出が増加した原因と言われている。

そのうちのひとつとして、近畿地方の日本海側にあたる北近畿という地域がある。今回は北近畿エリアの中心都市である、豊岡市、舞鶴市、福知山市の三都市についてまとめてみた。

北近畿エリアとは

北近畿とは京都府の丹後地方、兵庫県の但馬地方、それに兵庫県・京都府の丹波地方北部にあたる。それぞれの中心都市は以下の通り。

・但馬地方   豊岡

但馬地方で最も大きな都市。カバンの生産地やコウノトリで有名

1990年 94,163人
2000年 92,752人
2010年 85,592人
2015年 82,250人

名所・名物

コウノトリ公園 http://www.hyogo-c.ed.jp/~kounotori-bo/

城崎温泉    http://www.kinosaki-spa.gr.jp/

出石そば    http://www.izushi.co.jp/sobamap/

・丹後地方   舞鶴

城下町の西舞鶴と軍港から発展した東舞鶴に分かれる。

1990年 96,333人
2000年 94,050人
2010年 88,669人
2015年 83,990人

名所・名物

・田辺城(舞鶴城) http://www.maizuru-kanko.net/story/tanabejyo.php

・赤レンガ倉庫群 http://akarenga-park.com/

・丹波地方北部 福知山

城下町として栄えた福知山。舞鶴・綾部のほか、但馬方面とのアクセスもよく、北近畿エリア交通の要所になっている。長田野工業団地などがあり、

 1990年  82,791人
 2000年  83,120人
 2010年  79,652人
 2015年  78,935人

名所・名物

・福知山城 https://dokkoise.com/temple_shrine/

・福知山動物園 https://billion-log.com/fukuchiyama-zoo/

なぜ人口減少が悪いのか

多くの名所を持つ3都市だが、すべての街で人口減少の傾向にあることが分かる。より京阪神から遠い豊岡や舞鶴では1990年から1万人以上人口を減らす結果となっている。ここで、そもそもなぜ人口減少が悪いのか、考えてみよう。

人口が減ることよって、消費の選択肢が減る。スーパーなどの買い物施設が閉鎖され、十分に購買意欲を満たすことができなくなってしまうかもしれない。さらに税収減少によって、これまで税金で賄ってきた公共施設が支えられなくなる。

これらの生活水準の低下によって、さらに都市部へ人口の流出が起こり、さらに生活水準が低下する。このような負のサイクルに陥っている地域は全国的に多くあり、特に急速な人口減少というのは、深刻な問題を抱えている。

豊岡・舞鶴・福知山の市街地では、急速に人口が減少していくということは、その周辺地域ではすでにこのような現象が起こりつつある。

田舎の良さ、それは都市部にはない自然環境にある。これに異論を唱える人はいないだろう。自然環境の良さの再評価が高まり、田舎移住という言葉も一般的になった。

豊岡、舞鶴、福知山という三都市が北近畿エリアを引っ張て行く存在になれるか、これから注目したいところである。

リンク

・豊岡市  http://www.city.toyooka.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

・舞鶴市

http://www.city.maizuru.kyoto.jp/

・福知山市

http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。