王将社長射殺事件現場を訪れた

事件の経緯

2013年12月19日。京都市山科区で世間を震撼させた事件が起きた。王将フードサービスの当時社長、大東隆之氏が何者かに射殺される事件である。そして、この記事を執筆途中の2018年7月現在、なお事件は未解決のままである。このまま事件の真相は闇に葬られたままになってしまうのだろうか。

まずは事件の経緯を見ておこう。事件当日、大東氏は5時半ごろに自宅から車で会社に向かった。そして、会社に到着すると、王将フードサービス本社前にて何者かに射殺されてしまった。事件直後、山科区内では大騒動となり、教師や保護者同伴の登下校が行われた小学校もあった。

大東社長の人柄はとてもよいと評判だったそうで

「大東隆行社長は気さくで気配りができ、誰からも人気があった。会社も恨みを買うようなトラブルなど、全く思い当たらない」

と事件後、王将フードサービス役員は人柄の良さを強調した。

2014年(平成26年)5月には追悼餃子が販売され、多くの王将ファンが店舗に押し掛けたことは記憶に新しく、王将の餃子がいかに皆に愛されていたのかが分かる一面である。

さて、その後の事件捜査の進捗状況であるが、しばらくは事件解決への糸口は見つからないままであったが、2015年12月事件現場の近くで発見された遺留品から九州系の暴力団の組員とDNAが一致するという情報があった。

噂では九州の指定暴力団の工藤会と事件の関係があるなどと言われている。しかし、未だに犯人逮捕には至っておらず、犯人逮捕の有力な手掛かりは見つかっていない。

事件現場

私自身、大津市在住で、山科とはそれなりに縁があり、身近な事件として記憶していた。先日、王将フードサービス本社近くに行く機会があったので立ち寄ってみた。

時刻は早朝6時前。ちょうど大東社長の死体が見つかったときと同じ時刻である。新十条通りを西方面へ進み、途中で右折。住宅街に入ってから数十メートル先を左折。

左手に透明の屋根が特徴的な王将フードサービス本社が見えてきた。

右手も王将フードサービスの建物があり、こちらは設備管理課とのこと。

赤色、緑色、黄色で構成される店舗でお馴染みの王将看板も発見した。

そして本社の周辺はというと、閑静な住宅街となっている。住宅街の中で発砲事件ということで、当時住民の不安は相当なものだったと予想できる。

もう少し遠くから見ると、こんな感じで周りの住宅街と比較しても目立たない外観となっている。本社には工場があり、奥には配送車を止めておくスペースもある。

それにしても一体いつになったら、この事件は解決するのだろうか。

もちろん、大東社長の人柄の良さは本当だろうが、企業に対する犯罪の場合は、新規開店における縄張り抗争や、社内の派閥争い、過酷な労働へ対する従業員の不満など、問題が発生しやすい状況にあると考えられる。

このことを考えれば4代目社長大東氏にその矛先が向けられてもおかしくないと考えられ、さらに暴力団が加わり、このような重大な事件が発生してしまったのだろう。

事件現場となった王将フードサービス本社前は、いつも通りの静かな朝を迎えていた。

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