とある事故物件を観察【大島てる】

全国の事故物件が地図上に掲載されている「大島てる」というサイトを見ていた時、気になる物件を見つけた。

事故物件とは

事故物件とは以下の2通りある。

・傷害致死、火災、などの刑事事件に該当する事柄が原因で死亡者が出た部屋。

・事件性のない事故、自殺、災害などで死亡者が出た部屋

さらに、近隣に暴力団が住んでいる、心霊の噂があるなど、いわゆる心理的瑕疵にあたる物件のことである。

この心理的瑕疵物件はいわゆる訳あり物件の中に含まれる

訳あり物件

①物理的瑕疵物件 土壌汚染、地盤沈下、白アリなど

②法的瑕疵物件 建築基準法違反、消防法違反など

③環境的瑕疵物件 悪臭、騒音、振動など

④心理的瑕疵物件 暴力団、自殺者など

大島てる

事故物件と聞いてこの人の名前を連想する方も多いかもしれない。大島てるとは不動産賃貸業・管理業を営んでいた人物で、もともと事業で扱う物件について、裁判や報道から死因や住所を調べていたのだが、あるときサイトによる一般公開に踏み切ったという。

「大島てる」では全国各地の事故物件情報が掲載されている。サイト立ち上げ当初は本人や関係者による投稿のみだったが、手が追い付かなくなったのとサイトの知名度が上がってきたことで、現在事故物件の情報は一般投稿によって成り立っている。

※事故物件の中でも、自殺や事件、孤独死など死にまつわるものが多い。暴力団関係については当方が見る範囲だと存在しなかった。

私この大島てるのサイトをながめていたときのことである。少しおかしな投稿を発見した。

通常、大島てるのサイトでは、下のように、事案発生日時、事案発生場所、死因。この3つの情報が記載される。

  (通常)

しかし、京都市のある投稿では大島てるのサイトとは趣旨が少し違う内容のものがあった。

お気づきであろうか。

通常の投稿では、発生日時、発生場所、死因が載っているのだが、こちらの投稿では霊現象についての情報も報告されていた

「夜に出現しては、廊下を徘徊する霊を見たという発言が多数寄せられた。男性の霊で市の世界へと誘うという・・・。」

それにしても「市の世界へ誘う・・」って(笑) 京都市だけにってことなのか

投降年月日が平成27年、今から3年以上の前のこと。情報の間違いがあれば、削除されることになっているが、3年間削除されていないということは、霊現象はともかく、事故は発生していた可能性は高いと考えていいのではないか。

実際に行ってみた

というわけで、どうも気になるので実際に夜に行ってみた。場所は京都市某所の住宅街。メインの通りから外れると、さすがに人気が少なくなる。

ありました。ここがその物件。部屋までは分からないが、このアパートで事故が起きたということだろう。といっても見た目はごくごく普通の物件といった感じ。

霊が徘徊している廊下とは、部屋の外にある共用廊下のことだろうか。一応しばらく立ち止まって見るが特に何も感じない。

このアパートは反対側の道からも見ることができるので、今度はそちら側へと移動する。

反対側からアパートを見ると、廊下側は見えないが、今度は部屋の明かりが見える。少し薄気味悪い雰囲気も感じないわけでもないが、夜はどこもこんな感じなのではという気もする。

何か特別な気配がするのかと思って訪れてみたが、やはりごくごく普通のアパートであった、というのが今回の結論である。そもそも一般投稿で成り立つ「大島てる」の情報は本当に正しいのかという気もしてきた。

確かに、もし情報に間違いがあれば削除されることになっている。しかし、それは例えば、その物件の管理人や近隣住民が「そんな事件は起きていない」と削除申請をする場合に限る。

「大島てる」の管理人である大島てるや一般投稿者は真相については知らないからだ。この物件の場合は、投稿からすでに3年の月日が経過しており、その間削除されなかったところを見ると、本当に事故はあったのかも知れないし、幽霊の噂までもしかしたら本当なのかも知れない。

ただ、あくまで一般投稿制であり、100%情報が正しいとは限らないということを忘れてはならないのではないだろうか。




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