東海圏所得ランキング 市町村トップ10

以前に首都圏と関西圏について、市町村ごとの所得ランキングを紹介しました。

首都圏市区町村所得ランキング

関西圏市町村所得ランキング

今回は東海地方の市町村所得を見ていこうと思います。


<使用したデータ 2017年(最新)総務省の市町村税課税状況の調>

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/ichiran09_17.html

下から2番目の項目「第11表」を使用し、市町村ごとの1人当たりの所得を算出。

※1人当たりの所得=課税対象所得÷所得割の納税義務者数

課税対象所得=収入から経費や各控除額を引いた金額


ランキングの対象地域⇒東海3県(愛知、岐阜、三重)

東海三県の一人当たり所得 市町村トップ10

1位 長久手市 427万円 (愛知)

古くは小牧・長久手の戦い、最近では愛知万博の会場として全国的に知名度は高い。2015年の国勢調査では、人口増加率10%を記録している。住宅街としての発展が目覚ましいほか、市内にはメーカーの本社や研究所が多い。


2位 みよし市 424万円   (愛知)

三河地方西部に位置する人口6万2千人ほどの市。市内にはトヨタ自動車関連の工場が多く存在する。一次産業、二次産業ともに盛んだが、名鉄豊田線の沿線では新興住宅地も開発されている。


3位 日進市  417万円    (愛知)

市の南に名鉄豊田線が通り、丘陵地沿いに良質な住宅街が開発されている。名鉄豊田線、市の北西側を通る地下鉄鶴舞線を利用すれば、名古屋、豊田市双方へのアクセスが良好。


4位 刈谷市  397万円     (愛知)

三河地方の一番西に位置する人口15万人の都市。トヨタ自動車発祥の地で、現在はトヨタ関連の本社や工場が集まる工業の街。東海道線の刈谷駅は新快速停車駅で、名古屋へのアクセスも抜群。


5位 名古屋市 394万円     (愛知)

言わずと知れた東海地方の最大の都市。様々な属性の人が住む大都市にも関わらず、平均所得は400万円近い。全国の政令指定都市の中では横浜に次ぐ所得の高さを誇る。


6位 大府市  383万円     (愛知)

名古屋市の南に隣接する工業都市。自動車産業が盛んなほか、市南部には健康、医療、福祉、介護関連の機関が集中するウェルネスバレーを形成している。


7位 豊田市  376万円     (愛知)

トヨタ自動車の本社がある企業城下町として知られ、トヨタ関連の本社や工場が多い。人口は42万5千人と愛知県下では名古屋市に次いで多い。面積は非常に広く、1次産業が盛んな山間部も含んでいるにも関わらずのランクイン。


8位 安城市  375万円     (愛知)

名鉄線、JR線沿いを中心に住宅街や大規模な工場がある。豊田市にも隣接することから、自動車工業が盛んである。また、明治時代から農業が盛んな地域でもある。


9位 知立市  370万円  (愛知)

小さな面積に7万人が住む人口密度の高い市。市内を名鉄名古屋線と名鉄三河線の結節点があり、近くを伊勢湾岸自動車道が通ることで、交通の便が良い。自動車工業が盛んな地域である。


10位 朝日町  369万円      (三重)

愛知県以外から唯一のランクイン。人口約1万人の小さな自治体。2005年から2010年にかけて、市内の丘陵地に宅地が開発され、人口が急増した。町内にはJR、近鉄線の駅があり、名古屋へのアクセスも良好。


❕ここがポイント

平均所得が400万円を超える長久手、みよし、日進は名古屋市と豊田市の間に挟まれたエリアにある。鉄道や幹線道路が整備されており、名古屋へのアクセスがよく、日常生活の利便性が高い。名古屋という大都市、トヨタのお膝元豊田市に近いことから、働く場所も多いと考えられる。

また、刈谷や大府なども名古屋や豊田市に近く、所得が高くなっている。しかし、長久手、みよし、日進ほど所得が高くならない理由は地形にあると考えられる。長久手などは刈谷に比べて丘陵地が多いといことから、より良質な住宅街が開発されてきた経緯がある。

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