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喫茶若王子のいま~哲学の道~

かつて哲学の道沿いにあった純喫茶・喫茶若王子。俳優の栗塚 旭さんという方が経営していたそうで、猫が居たりと何かと人気の喫茶店だったのだが、何年か前に廃業したらしい。

けっこう有名な喫茶店だったらしく、廃業後も数多くのブログで喫茶若王子の様子が紹介されている。

ブログの情報によると、廃業後も人は住んでおり、看板なども残っているという。また、猫が数多く住み着いていたらしく、「猫屋敷」という呼ばれ方もしていたそうだ。

そのような情報は2010年前後のものが多かったこともあり、現在はどんな様子なのか、観に行くことにした。

場所は京都市左京区若王子町。マップのピン表示は熊野若王子神社だが、喫茶店跡は疎水を挟んで反対側にある。


時期は6月下旬。ようやく関西地方は梅雨入りし、外はしとしと雨が降っていた。平日の夕方ということもあって人はほとんどいない。

哲学の道界隈には喫茶店やお食事処が数多くある。喫茶若王子の近くには叶 匠寿庵というお茶室付きのレストランがあったりと外観だけ見ても楽しめる。

しばらく南側へ向かって歩いていると、赤レンガの階段が見えてきた。どうやらここが喫茶若王子につながる階段のようだ。

駅名標識のようなデザインが特徴的なお店の看板は、残念ながら撤去されていた。さらに柵とロープで階段から下に降りられないようにされていた。

下を覗こうとしても、生い茂る草木のため、いまいち建物を確認することができない。そして、よくみたら建物が崩れかけている。

こちらから見た方が分かりやすいかもしれない。喫茶若王子は画面中央にある白色の壁の建物である。

もう少し近くから見てみよう。

窓ガラスはなく、空き家状態らしい。

別の角度から見ると、入り口の屋根にわずかに「OUJI」と書かれているのが見える。

先ほどと別角度から階段を見ると、下へ続いているのを確認できた。

レンガ造りの階段の下には入り口が見える。草がうっそうとしており、人が住んでいるのか居ないのかよく分からない状況だ。

こちらは時計台。木に埋もれてしまって時計が見えない・・・不思議なことにどの角度からも撮っても、中心部分が木に隠れてしまいます。

下に降りて見るしかないのか・・・ということで、下に続く道を探すことに。

カーブが良い感じの階段。降りて行ってみよう

道へつながると思ったが、個人のお宅だったようで、引き返すことにした。別のルートを探さなくては・・。

途中、疎水の東側にあるのは熊野若王子神社に立ち寄ってみた。白河法王が永暦元年(1160)に熊野権現を勧請したのが始まりで、現在は道中安全祈願や進学、縁結びの神様として若者にも人気の神社である。

若王子神社から西側へ続く冷泉通を降りていくことに。住宅街が広がっているので、こちらから喫茶若王子を見物しに行くことにした。

この辺は路地が多く、いかにも京都の住宅街といった感じ。

路地を抜けると、広い空間に出る。

空き地の向こうには、先ほど反対側から見えていた廃屋や喫茶若王子の建物が見える。

別の角度からみると、喫茶若王子の白壁の建物や時計台がわずかに見える。

しかし、残念。これ以上立ち入ることはできなかった。都市部にある他の廃墟と同じで、ここも侵入できないようになっていた。

人が住んでいる様子もなかったし、そういえば猫の様子も確認できなかった。かつて多くの人が憩いの場として利用していた喫茶店。人の往来が盛んな観光地で、現在はひっそりと佇んでいる。

 

 

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