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京都アニメーション放火事件現場の様子(解体前)

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36名の死者を出した平成以降で最悪の放火事件、京都アニメーション放火事件。宇治の六地蔵にある全焼した京都アニメーション第一スタジオは事件後、取り壊しが決定された。

事件から半年近く経った2020年年明け、奈良訪問の途中に事件現場を訪れた。事件直後は献花台を訪れる人の姿が報道されていたのだが、どうなっているのだろうか。

JR奈良線の六地蔵駅を降りて、徒歩で西へ進んでいく。六地蔵はJR、京阪、地下鉄の駅があり、京都の郊外にありながらも交通の便は非常に良い。

とはいっても六地蔵は閑静な住宅街が広がっており、こんな落ち着いた場所でおぞましい放火事件が起こったと思うと、地元の衝撃は非常に大きかったことは容易に想像できる。

山科川を渡ってさらに西へ進む。六地蔵駅からここまで10分近く歩いただろうか。

道路の左に延びる路地をのぞくと、工事シートに覆われた建物が見えた。どうやらここが京都アニメーション放火事件現場のようだ。

第一スタジオは3階建てだが、一戸建てが多い住宅街の中にあっては、かなりの存在感を放っている。

防犯カメラなどの貼り紙がいくつもしてある。

町内会による貼り紙もある。事件後、弔問に訪れる人、報道各社の人も多かったそうで、良くない意味でにぎやかだったのだろう。

近隣住民への配慮から、献花台の設置も終了したとの貼り紙がされていた。こちらは株式会社京都アニメーションによるものだ。

まだ年始だったこのときは、解体前であったが、この記事を執筆している現在(4月中旬)はすでに解体されているかもしれない。

解体スケジュールには、工事期間4月28日までと掲載されている。

貼り紙には「立よ寄り、写真撮影、立ち止まりは遠慮してほしい」と書かれていたので、この辺で駅へ戻ることにしよう。

住宅街の中にも貼り紙と同じ内容の立て看板がされていた。

事件直後、テレビで見た様子とはまったく違い、普段通りの静かな住宅街に戻っていた。しかし、京都アニメーション放火事件が周辺住民、国民、世界のアニメファンにもたらした心の傷は当分元に戻ることは無いだろう。

京阪電車沿いの道からは、黄色い建物の上部をわずかに見ることができた。

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