今日は少女の霊が出るという公衆トイレを訪れる。以前は京都御苑のトイレを訪れたが、そこは使用されなくなった廃トイレっであった。今回は現役のトイレである。もちろん廃トイレの方が霊は出そうだが、霊の噂はあるということで調査に出かけた。
場所は京都市伏見区の桃山である。今回はJR奈良線を利用して桃山駅で降りることにした。この界隈はJRの駅から坂を下ると他に、京阪、近鉄の駅もあり、交通の利便性は良さそうである。また近くには賑わいを見せる大手筋商店街や、日本酒の造所が数多くあり、みどころの多い街である。また近くには豊臣秀吉が建設した桃山城もあり、歴史深い町でもある。
JRの桃山駅から徒歩10分ほどで乃木神社と、その近くの公衆トイレに着く。そこまでは住宅街と小学校の脇道を進んでいく。小学校横の脇道は林に隣接しており、暗闇に包まれている。
乃木神社の詳細を見ておこう。
乃木神社(のぎじんじゃ)は、京都市伏見区の伏見桃山陵(明治天皇陵)の麓にある神社である。旧社格は府社。乃木希典・乃木静子を祀る。
大正5年(1916年)9月に創建された。建立の中心となった村野山人は薩摩藩(鹿児島県)出身で、豊州の門司鉄道をはじめ、摂津、山陽、南海、京阪等の各鉄道の取締役を歴任した人物である。明治天皇の大葬の際、京阪電車の会社代表として参列。翌日、乃木夫妻の殉死を聞いて強い衝撃と感銘を受けた。そして、乃木夫妻の殉死1年後に会社の職を辞し私財を投じて、乃木大将の人となり・日本人の心を後世に伝えることに尽くそうと考えた。それが明治天皇の陵の麓に神社を立てることであり、精神の高揚を図ることであった。ここに京都の乃木神社の由縁がある。
それではそろそろ本題のトイレに行こう。
このトイレで少女の霊の姿が見えたり、声が聞こえたりするらしい。しかしこの日は何もそういったことは確認できなかった。
心霊スポットと言ってもいろいろなレベルのとこがある。レベルとは恐怖度や霊現象の現れる頻度といったところだろうか。それでいうとこの心霊スポットはC級ということになるだろうか。