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熊取町7人連続怪死事件について

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今回紹介する事件が起こった場所は大阪南部に位置する人口4万人ほどの小さな町「熊取町」である。

1992年、ちょうどバブル経済が終焉しようとし、いよいよ日本が不況の暗闇に向かって突き進もうとしていた時期に事件は起こった。同年4月29日の一人の若者の死を皮切りに地元住民を恐怖に陥れた連続死が幕を開けた。

 

4月29日水曜日 17歳の少年(A君)がため池に落ちて死亡。

5月29日金曜日 17歳の少年(B君)が心不全で死亡。

 

こうして2人の若者が亡くなった。A君とB君は暴走族のメンバーで両者ともシンナーを吸引していたことから、これが原因で死亡したものとみられる。

1か月間の間に、狭い町内で若い命が失われた。この2件だけなら、後に人々の間に語り継がれるような事件にはならなかったであろうが、事件はさらに続いていくことになる。

 

6月4日 木曜日 17歳の少年(C君)が玉ねぎ小屋で首を吊って死亡。

6月10日 水曜日 18歳の土木作業員・D君が家の納屋で首を吊って死亡。

6月17日 水曜日 18歳の旅館従業員・E君が農作業小屋で首を吊って死亡。

6月25日 木曜日 22歳の熊取町在住の岸和田市職員Fさんが町内の森で首を吊って死亡。

7月2日 木曜日 19歳の熊取町内の女子大に通うG子さんが胸を果物ナイフで刺し死亡。

 

このように6月4日から毎週熊取町内で次々と若い命が失われていったのである。そして、これら5つの死について、警察は自殺として事件を扱った。しかしよくよく考えてみれば狭い町内で6月4日~7月2日までの間に5人も立て続けに自殺するということはあり得るだろうか。

日本では一年のうちに3万ほどが自殺すると言われている。3万を12で割ると一か月で2500人となる。当時日本の人口が1億2000万人ほどで熊取町の人口は4万人ほど。単純計算すると一か月あたり熊取町では平均で0.833333・・・人が自殺する計算となる。

0.8333・・という数字、私は意外と多いと感じたのだが、皆さんはどう思われるだろうか。この数字は平均なので1か月の間に5人亡くなる時期があっても不思議ではない。

しかし、ほぼ一週間に1度のペースで自殺が発生したこと、若者ばかりが次々と自殺したことによって、事件が怪奇なものとしてインターネットサイトや書籍で取り扱われるようになった。

 

 

一体この事件はなんだったのだろうか。ただ単に偶然若者による自殺の発生が続いたのだろうか。しかし、どの死においても、遺書は見つかっていない点や、自殺する様子はなかったとの周囲の証言から他殺であった可能性が十分にある。もし他殺であったとしたらどういことが考えられるだろうか。

実は亡くなった7人の若者のうちA君、B君、C君、D君、E君は同じヤンキーグループに属しており、面識もあったようだ。また、A君とE君は生前白い車に追われてたとことを周囲にもらしていたという。また、G子さんは黒い車に追われていたらしい。

とすれば暴力団とヤンキーグループとつながりがあって、何らかの事情でメンバーが消されていったということも考えられる。FさんとG子さんはグループとは無関係であったらしいが暴力団とは何かの関係があったのかもしれない。

その他、オカルトチックな見解もあるが非現実的なのでここでは省略しておこう。

 

何にしても小さな町で大変後味の悪い事件が起こってしまった事実は変えられない。そして、真相は漆黒の闇に包まれたままである。

しかし事件の背後に、何らか黒い力が働いてそうな気がしてならないのは私だけではないだろう。今後新たなことが分かり次第報告させてもらう。

 

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