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というわけで今回は幽霊街道に行く。いつ頃から幽霊街道と呼ばれるようになったのかわからないが、なんせこの街道に幽霊が出るとのこと。あるサイトには両手をあげて走る霊がいるなんて書いてあったので非常に楽しみ?である・・・。
今回はいつも通り電車で幽霊街道に向かった。出町柳駅から叡山電鉄に乗って揺られること20分ほどで市原駅に到着である。出町柳では満員だったお客さんがこの辺まで来るとほとんど人がいない。満員といっても乗った電車は1両編成だったが。
さて、市原駅に着くと今度は北へ向かって約15ほど歩かなければならない。こんなとき車があればなぁと思うのだが、貧乏学生に車など買えるわけがない。普段公共の交通機関しか使用しないので山の方の心霊スポットなどは行けてない。京都だと首塚大明神や貴船神社などは有名だが、駅から遠いのでチャレンジする気が起こらないのである。
叡山電鉄の踏切を越えて、現地までは登り坂が続く。
この日は日中雨が降っていたということもあって、霧が辺りを覆っていた。心霊スポットに霧、まさに幽霊の出そうなシチュエーションである。気温も京都の市街地よりも若干低そうである。
ちなみにこの道を真っすぐ行くと鞍馬、貴船神社の方面へ行くことができる。道は最近できたバイパスで、この先新しくできた鞍馬方面へつながるトンネルもある。京都市の山沿いの道路といえば狭くガタガタなイメージがあるが、徐々に改善されてきているようだ。
さらに歩道もしっかりと整備されているので安心して歩くことができる。そろそろ右折すると幽霊街道に到着する。どうやら歩行者は右側の道から行けるようだ。
薄暗い歩道を進んでいくと、いよいよお目当ての街道に到着である。オレンジ色の照明が明るく光っている。
上の写真は東方面、つまり大原方面である。下の写真は反対側で、つきあたりを右に行くと鞍馬、貴船方面、左に行くと今きた市原駅方面である。
この辺は民家がないことから通るのは車ばかりで人の姿は見られなかった。民家はないが、街道の横には大きな採石場があり、砕石工場もある。そんな山あいの辺鄙な場所である。
とりあえず行けるところまで進んでみる。幽霊街道と呼ばれる道は府道40号下鴨静原大原線のことである。なぜ幽霊街道と呼ばれるようになったのかよくわからないのだが、幽霊の目撃情報はあるようだ。ちなみに幽霊街道とgoogleなどで検索すると兵庫県にも幽霊街道があるらしい。
また、日本昔ばなしにも『幽霊街道』という話があり、昔から幽霊街道という言葉は固有名詞のように使われていたのかもしれない。
とりあえず行けるところまで行ってみた。この先さらに東へ行くと静原集落があり、さらに行くと大原集落に到着する。勿論徒歩で来たためそこまで行くことはできないが、幽霊街道の雰囲気は味わうことはできた。霧の中をオレンジ色のヒカリが辺りを照らしている。
なかなか幻想的な雰囲気である。特別恐怖感は感じなかったが、確かに幽霊が出そうな気配は漂っていた。
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