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須磨海岸と聞くと、夏場はビーチに若者があふれる様子を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
関西を代表する夏のレジャースポットとして知られ、全長1.8キロメートルの海岸沿いがぎっしり埋まるほどの人であふれかえり、毎年活気をみせています。
今回、神戸、明石方面に用事があったのですが、ふと真冬の須磨海岸とは一体どんな雰囲気なのか気になり須磨駅を下車して須磨水泳場を訪れてみました。
須磨駅を下車して、橋舎から海を眺めると見事な景色。そして誰もいない海・・・
駅の利用者も多くない模様。階段下へと降りていきます。
見事に誰もいない・・・と思ったら1人の女性が浜辺に座って海を眺めていました。
この寒いのに一体何をしていたのでしょうかね、、。
後ろを振り返るとJR須磨駅。人気のなさと寒さでどことなく寂しげでした。
にしてもこの日は寒く、ときおり小雪が舞うという天候でした。
西の方角を見ると六甲山系の南西端、鉢伏山を見ることができます。
砂はキメが細かく、ところどころ貝ガラが並んで階層のようになっていました。
夏場になると海の家が立ち並ぶんでしょうが、真冬は何もありません。
ひたすら波が砂浜に打ち寄せては、引いての繰り返し・・。
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ビーチでも喫煙禁止の動きがあるようです。
街中で見かけるのと同じものが海岸にもありました。
堤防を越えて、さらに東へ、海浜公園方面へと歩いていきます。
砂浜はとにかく広い、長い、全長1.8㎞もありますからね。
これは物干しでしょうか。濡れた服を乾かすためのもの?
陸側を見ると、松が多いことに気づきます。なんでも通常、植物というのはしぶきなどで潮がかかると、枯れてしまうそうです。
松は潮に強い松が海岸に残るんだとか。ネコの棲み処としてもよさそうです。
向こうに見える防波堤が須磨海水浴場の一番東にあたるということです。
この辺で須磨海岸をあとにするため、陸の方へと向かっていきます。海浜公園内にあるシーパル須磨というホテルが見えました。その向こうには須磨海浜公園駅近くのタワーマンションが見えます。
須磨海浜公園へ向かうため、須磨海岸の入口へ行くと、旧和田岬灯台と書かれた看板があります。
上を見上げると、赤い灯台がありました。もともと兵庫区の和田岬というところにあったのですが、1964年に須磨海岸に移設されました。
地元では「赤灯台」と呼ばれているそうです。夕陽、海岸、赤い灯台が合わさって、見事な景色を生み出しています。
感想
なかなか風情があって良かったです。夏は若者、若者の中でもイケイケの部類にあたる人たちが訪れる須磨海岸。寂しげだけれども、ゆっくり落ち着いた雰囲気を味わいたい人は冬に訪れてみてはいかがでしょうか。
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