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再開発直前の垂水廉売市場を訪れた

神戸市西郊にある垂水のランドマーク的存在として、長らく中心市街地の賑わいを支えてきたのが垂水廉売市場です。

この度、垂水駅前の再開発事業の対象区域に指定され、2022年3月に全店が閉店することになりました。

垂水駅は、JR山陽本線と山陽電鉄の2路線の駅であり、駅前は垂水区の中心市街地として賑わいを見せています。ウエステ垂水やレバンテ垂水といった再開発ビルがあったり、垂水センター街という人通りの多い商店街があったりと、何かと活気があります。

ウエステ垂水

レバンテ垂水

駅の東側にあるレバンテ垂水の横から、垂水廉売市場に入ってみようと思います。アクリル板のような入口に、うっすらと垂水廉売市場という文字を確認することができます。

すでに市場としての役目を終えたということで、開店中のお店はありませんが、中へは入れるようです。

完全にシャッター街と化してしまっています。ただし、電気はついており、ときおり通行人がいるようです。近道として利用されているのでしょうか。

こんな張り紙を見つけました。アーケードに上ってしまう人がいるようですが、周囲の酔っ払いがあがってしまうのでしょうか。

ごみを出してしまう人もいるようで、朱色で手書きというのが効果アリそうな気がします。

さらに進んでいきます。黄色の看板を見ると、青物、若鶏といったお店があったことが分かります。垂水というと鮮魚というイメージがありますが、廉売市場には八百屋さんや肉屋さん、果物屋さんなども存在していたようです。

廉売市場廃止後、移転するお店が多いようで、このの貼り紙によれば、江戸屋昆布店は、すでにレバンテ垂水にある江戸屋本丸と統合するとのことです。

突き当りが二手に分かれていたりと、迷路のようになっています。

今回初めて訪れたということで、アーケード内で方向感覚が無くなってしまいました。

こちらは西側の出入り口の様子です。

アーケードの外側にも売り場があったようで、やはり今はシャッターとなっています。

再びアーケード内に入っていくと、今度は休憩コーナーが見えてきました。

かつては公衆トイレもあったようです。わざわざ木材を使って入れないようにしてあるところを見ると、勝手に使用してしまう人がいるのでしょう。

そろそろ散策を終え、廉売市場から出ようと思います。ドアがあったので開けてみます。こちらはお店はなく、ただの通路のようです。

通路の左手には神社が見えてきました。

これは末廣大明神というそうです。鳥居が低くて、頭をぶつけてしまいました。もちろん、末廣大明神は、再開発事業が行われても取り残されることでしょう。

通路からアーケード側を見ると、錆びたアーケードやお店の建物を確認することができます。だいぶ老朽化していることが分かります。

路地を通って垂水廉売市場をあとにします。

戦前から市民の台所として親しまれてきた約90年の歴史を持つ垂水廉売市場。再開発で街並みが変わった後も、地域の人々の記憶には生き続けることでしょう。

最後になりますが、今回再開発事業が行われますが、無機質なビルが建つだけの事業ではなく、垂水ならではの雑多な感じは後世に残していってほしいと願っています。

再開発事業の概要

 

 

 

 

 

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