インバウンド再開でさながらコロナ前の活況を取り戻しつつある京都駅。一方、同じ京都府内でも丹波地方の長閑さはゴールデンウィーク中であっても、何時ものごとくといった感じです。
今回紹介するのは京都駅から1時間30分ほどの場所にある京丹波町の和知駅ちかくにある神社です。京丹波町全般で言えば、京都縦貫道を使って自家車のアクセスが便利ですが、和知に限っては、京都縦貫道のルートから少し外れているので、意外と鉄道利用が便利だったりします。
和知駅で下車して駅舎を見ると、いかにもローカルな駅といった感じで癒されます。
駅前にはログハウス風の駐在所もあり、やはり田舎風で良い感じです。
和知駅周辺は丹波高地の山々に囲まれており、個人的には信州の木曽路あたりの雰囲気に似ているなと感じます。
それはさておき、和知駅から北西に歩いていき、いぼ水宮を目指します。和知を訪れたのは今回初めてで、どこか行くところはないかとマップを見ると、いぼ水宮という神社を発見しました。
親指に小さないぼが出来ていたので、ちょうどよいと思って訪れてみた次第であります。和知駅から10分ほど北西に歩くと、石灯籠の向こうに小さな木造建築物が見えてきました。拝殿のように見えることから、どうやらここがイボ水宮なのでしょう。
説明書きには、確かにイボ水宮と記載されています。説明書きが薄くて見づらいので、こちらで簡単に説明しておきます。
・イボに効くことから、イボ水さんと呼ばれ親しまれている
・いわれは定かではないが、昔からここの神水をつけるとイボが無くなるといわれていた
・神水をつけてイボが消えたら、柄杓を奉納する習慣がある
確かに拝殿横には、たくさんの柄杓が奉納されています。
拝殿右側にも柄杓があり、新しい賽銭箱も用意されています。
拝殿全体を見ると、こじんまりとしていて、静かな和知の村に合う佇まいです。
ちなみに、自家用車で訪れる場合、阿上三所神社の駐車場に停めておけばよいそうです。
阿上三所神社の雰囲気もなかなか味わい深いものがあります。
いぼ水宮とセットで訪れることをおすすめします。
以上が和知を訪れたレポートでした。ちなみに神水は拝殿の鈴の下にあり、柄杓ですくって患部にかけるそうです。
ただ、湧き水という感じの綺麗な水ではなかったのと、親指のイボがごく小さなものだったので、今回は水をかけずに帰路につきました。
イボが大きくなってきた場合、あるいは新たに大きなイボができたら、ここを再訪して神水をかけようと思います。
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