今回、降りたのはJR大正駅。
今回は大浪橋という心霊スポットがあると聞いて、今回訪問してみました。
JR大正駅は大阪ドームの最寄り駅で、この日はコンサートがあったらしく、それなりに人で賑わいを見せており、活気ある様子が分かります。
大正通りを南下していき、三軒家の交差点で大浪通り入り、東に進みます。
この辺は住宅街が多く、三軒家公園では子どもが遊ぶ様子も見られました。
今でこそ平和な様子が見られますが、実はこの辺、江戸時代には処刑場が存在していました。以前訪れた鈴ヶ森処刑場あとのように、石碑や慰霊碑がどこかに設置されていないかと、わざわざ遠回りして訪れたのですが、そのような碑はどうやら設置されていなかったようです。
下記が大浪橋の場所と、今回の散策コースです。
大浪橋に到着
三軒家公園周辺にある住宅街を抜けると、事業所が建ち並ぶ地域に入ってきました。
少し北上していくと、橋の上部構造が見えてきました。
ここで大浪橋の場所を確認してみましょう。大浪通りと木津川がクロスする部分に架かるのが大浪橋です。
それでは上に登っていきましょう。大浪橋が完成したのは昭和12年ということで、かなり古い橋であることが分かります。
大浪橋では老爺の幽霊・男性の幽霊・女性の幽霊が目撃されているとか言われてますが、高層ビルも見えますし、ただの都会の橋といった感じです。もちろん、暗くなると雰囲気が変わるのかも知れませんが。
やはり処刑場が近くにあったことと、心霊の噂には関係があるのでしょうか。処刑場跡、もっと古く言えば風葬地(京都の鳥辺野や化野など)は心霊スポットになりやすい印象があります。処刑された霊が現れるのか、それとも負のエネルギーが霊を引き付けるのか、跡地という事実により心霊の噂が出やすいのか、いずれかだと思います。
橋の下には木津川が流れています。河口付近ということで流れはほとんどなく、水も周囲の空気も淀んだ印象を受けます。
近くで見ると、結構立派な橋であることがわかります。
反対側からも一枚撮影してみました。ところで、どこかに「大浪橋」という表記がどこかにないかと思い、探してみたのですがどこにも見つかりません。
ただし、石碑はあり、「早渡海附場所」と記載されています。調べてみると、木津川のこのあたりは、大浪橋ができる以前、渡船や上荷船(はしけの様な役割の船)が大阪中心部への運搬を行っており、ここが運搬船の積み荷を行っていた場所であったそうです。
バス停にはしっかりと大浪橋と記載されています。
今回は時間の都合もあり、夕方の訪問となりましたが、次回は日が落ちてから心霊スポットに行ってみたいと思います。こちらのYoutubeチャンネルで夜の様子を見ることができます。
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