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大津の超レトロな商店街を訪れた

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滋賀の県庁所在地の大津の商店街を訪問しました。アクセスは公共の交通機関だと京阪浜大津駅、三井寺駅から徒歩7~10分、JR大津駅から10分~15分くらいはかかりそうです。商店街は西から順に長等商店街、菱屋町商店街、がアーケードで連なっていて、全長は700mほどとけっこう長い商店街なんです。今回は一番西の長等商店街からアーケードに入りました。

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中へ入るといきなり目に飛び込んできたのは三角形の屋根をも京風という家庭用品屋さんでした。今風に言うとホームセンターといったところでしょうか。

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商店街を眺めていると、カップルの外国人観光客の姿が。観光でこの商店街に来るとは、なかなかお目が高いですね。きっと観光地に行くよりもリアルな日本の風景を目撃することができることと思います。

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長等商店街は車の進入が可能らしく、たまに車が通り過ぎていきます。これだけ人通りが少なければ、車が通っても問題はなさそうですね。

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それにしても昭和にタイムスリップしたかのような気分になります。もちろん昭和時代はもっと人通りも多く賑わっていたんでしょうが。昔はこの商店街に溢れんばかりの人が歩いていたらしいのですが、車社会の到来や、京阪神のベッドタウン化により商店街から人通りはなくなっていきました。

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最近では100円商店街の開催などで人出を戻そうとする努力もされているようですが、この時の様子を見る限り成果が上がっているとは思えませんね・・。しかしよくよく店を見ると、老舗の佇まいを持ついい感じの建物が数多くみられます。日用品屋、肉屋、八百屋、料理屋など、かつてこの商店街が市民の生活を支えていたことがよくわかります。

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今度は少し商店街から出てみました。商店街同様なかなかレトロな雰囲気が漂っています。

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住宅街を抜けると、京阪京津線も通る国道161号に出ました。ちなみに京阪京津線は大津と京都をつなぐ路線ですが、京都では地下を、京都と大津の間では山岳地区を、そして大津では路面を通るという全国でも珍しい路線なのです。

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この道路を境に東側が菱屋町商店街、西側が丸屋町商店街となっています。まずは菱屋町商店街のほうから。

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商店街の入り口には薬ヒグチの看板が。こういったチェーン店も実は数か所商店街に入っており、ほかにはフレスコ、西友もあります。ただ西友は最近営業終了してしまいましたが。

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入り口に近づいてみて分かったのですが、ここも閉店してしまったようです。それにしてもレトロな商店街にこの黄色の塗装はかなり目立ちますね。

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菱屋町商店街も大体こんな感じで、人通りはまばらでした。最後に3つの商店街のうち、一番西に位置する丸屋町商店街に向かいました。

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とまあこちらもこんな感じです。もう少しJR大津駅の近くにあったらここまで寂しくはなってなかったのではと思います。大津市のお隣、草津の商店街なんかは草津の駅前にあってそれなりに活気もあるのですがね。ただレトロ感、あるいは独特感はこっちの圧勝と言えそうです。

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こんな看板も。スナックにパブに串かつに美容室に、一体なんのプラザなんでしょう。
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そろそろ入り口に近づいてきました。電気店もありますね。昔は大型家電量販店ではなく、個人のお店でお買い物してたんでしょうね。

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商店街全体に薄暗いのが印象的でした。最後は丸屋町商店街の東側の入り口です。アーケードにふれあいの街と書かれているように、地元の人達が談笑する様子も見られた。ちょっとよそ者は買い物しにくいかもしれませんけど。

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いかがだったでしょうか。個人的にはお気に入りの商店街なのですが。このような風景を見るとまるで地方の商店街に見えてしまいますが、これでも京都駅からわずか電車で10分という一応は大都市圏の商店街であります。まああとは商店街自体があまり時代の変化に迎合しないのかもしれませんね。というわけで今後も、この商店街で超レトロな様子が見られると期待してこの辺で終わっておきます。

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