被差別部落

遊郭とか趣深い場所

神武天皇陵拡張で移転した被差別部落・洞村の遺構を求めて

洞村はかつて奈良県にあった被差別部落である。神武天皇陵の拡張の際に、移転することになったのだが、今でも山中には遺構があるということで、奈良を訪れたときに探してみた。 洞村(ほらむら)とは まずは洞村の基本情報を紹介しておこう。 洞戸の...
裏社会のことなど

被差別部落と浄土真宗の関係について

被差別部落で信仰されている宗教は浄土真宗に限る。それは江戸時代に成立した檀家制度と関係している。檀家制度とは寺院が檀家の葬祭供養を独占的に執り行う条件のもとで結ばれた寺院と檀家の関係のことだが、被差別部落の人々が檀家として認められたのは浄土真宗に限定されていた。浄土真宗本願寺派や真宗大谷派のお寺が中心となって、被差別部落民の面倒を見ていたのである。実際に京都の被差別部落、崇仁地区を訪れてみると、浄土真宗以外の宗派のお寺は地区内に存在しないことが確認できた。
裏社会のことなど

【被差別部落と同和地区】言葉の意味や対象地域の違いは?

被差別部落と同和地区はほとんど同じ意味で使用されることがあります。しかし意味するところは少し違います。被差別部落がせん民身分の人やその子孫が多く住む地域。同和地区が同和対策事業が実施された地域のことです。同和地区は行政用語とも言えるでしょう。また、被差別部落すべてで同和対策事業が行われたわけではないため、対象となる地域も異なります。
裏社会のことなど

被差別部落の伝統食も一般化?【油かす・さいぼし・ホルモンなど】

先日、伊予製麺で「大阪名物かすうどん」というメニューを食べる機会があった。かすとは油かすのことで、西日本では被差別部落のソールフード、伝統食として食べられてきた。それが今や一般社会でも流通するようになっている。そのほか、焼き肉の大人気メニューであるホルモンはもちろん、サイボシなども一般的な食事になりつつある。
裏社会のことなど

【崇仁地区再訪】これから変わりゆく街並みを見ておきたい・・・

崇仁地区では京都市芸大の移転などで今後街並みが大きく変わろうとしている。そんな中、今回は取り壊しが予定されている公営住宅の立ち並ぶエリアを散策した。崇仁では崇仁新町という屋台村がコミュニティスペースとしてオープン。新たな地域再生への取り組みが始まっている。
裏社会のことなど

【京都芸大キャンパス移転】人口減少が続く崇仁地区に活気は生まれるのか  

現在、同和地区(被差別部落があった地区)では全国的に人口減少が続いています。京都駅からほど近い崇仁地区でも同様です。そんな中、京都市芸術大学(京都芸大)が崇仁地区へのキャンパス移転することが決定しました。移転後は崇仁地区が文化、芸術の拠点となることが期待されます。京都芸大はもちろん、崇仁地区の活性化につながることが期待されます。
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