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【2つの顔を持つ街・鶯谷】駅東側に広がる怪しいゾーン・鶯谷駅周辺を散策

※鶯谷では動画によって記録を残しました。画像は動画を切り取ったものです。

東京遠征最後に降り立ったのは鶯谷。鶯谷(うぐいすだに)、首都圏在住の方なら100%知っている地名だろうが、関西在住者をはじめ、地方在住者にとっては馴染みのない地名かも知れない。

行政上は台東区にあたり、山手線・京浜東北線の鶯谷駅周辺のことを指す。鶯谷駅の西側には東京国立博物館や東京芸大があり、上野公園にも近く、文化的な香りが漂っている・・・はずなのだが、

駅の東側がそれを打ち消すかのごとく、ラブホ密集地帯となっているのである。

さらにゾクフー関係のヤバさがあり、無店舗型のゾクフー店であるデ〇へ〇が多く存在しており、嬢を駅前に呼び寄せてホテルで××というのがデフォらしい。

さて、今回も駅を降りて写真撮影を開始しようと思ったのだが、ちょっと写真撮影をするのが憚れるエリアだったので、今回は動画撮影とした。腕を下げた状態でスマホを持って、撮ってる感はできるだけ出さずに撮影に臨んだ。

駅前の広場に出て、JR線の側道を、南側へと向かって歩いていくことにした。居酒屋チェーンの養老乃瀧があるところを見ると、普通の街なのかな、とも思ったが、向こうの方を見るとホテルの看板が見えてきた。

にしてもホテルだらけである。JR線と言問通りの間には現在約40ものラブホテルが軒を連ねる。

ひたすらこんな感じで、ホテルの派手な看板が頭上にひしめき合う。やはり、都会の徒歩利用者向けのホテルというだけあって、ものすごい密集度である。ここまでのラブホ密集地帯というのは全国探してもなかなか見当たらないのではないだろう。

例えば、大阪の兎我野でも多く密集しているが、こちらの方が道が狭く、路地であるため、密集度は上といった感じである。

そういえば、鶯谷では中国系の外国人がホテルの前にいて、声をかけてくるそうで、いわゆる立ち〇ぼがいるという情報を聞いたのだが、それらしき人はいなかった。夜になると現れるのかも知れない。

あと、ここ鶯谷駅には、ここのラブホで接客するデ〇嬢だけでなく、吉原の山の手線最寄りの駅ということで、ソ〇プ嬢も駅を利用するという。駅の南口には吉原まで車も多く待機しているそうで、いかにもそっち系の街といった感じです。

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ラブホだらけの街を歩いていると、神社が現れた。ラブホのデザインが「洋」なのに対して、こちらは「和」。普段よく見る光景なのに、ラブホ街の中だと、何か異空間に紛れ込んでしまったかのよう。

大山祇命(おおやまづみのみこと)が祭神で、大山氏の分霊が祀られているとのこと。

正岡子規ゆかりの地。句碑があります

大山祇神社のご分霊を祀り、その源を弘安四年の役に発する。勇将河野通有、大山祇神社に必勝の祈を捧げ神恩加護を仰ぎ、武功赫々として帰国したところ、夢の中に神のお告げを得て、上野山中にあった河野氏の館に分霊を鎮座したことに始まる。

という由緒正しい神社である。http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/3205/

一体、神社の神様は現在の街並みをどう思っているのやら・・聞いてみたいものである。

ラブホを密集する路地を、今度は北方向に歩いていき、駅から言問通りまで、北西側にのびる大通りに出てきた。都内というだけあって、さすがに人通りは多い。

さらに通りの向こう側の路地にもあった、ラブホ。ラブホ三昧。

ラブホ街をうろつくのもそろそろ飽きてきたので、再び線沿いの道を南へ向かっていった。今度は線路を渡って、駅の反対側へと向かっていくことにした。

自転車がいっぱい。シールが貼られているということは、おそらく違法駐輪だと思われる。

駅舎に沿って歩いていくと、ラブホ街を抜けて飲食街へと出ていく。居酒屋、スナックなどが多くあり、これはこれでラブホ街とは違ったディープ感がある。

山手線の上を通る高架のもとに、個人経営店を中心に多くの飲食店がひしめき合っている。

やはり路地というのはディープ感を出してくれる重要な要素なのでしょう。こうした路地や路地裏、あるいは裏路地(と表現することもある)は地方の田舎には少なく、大都市ならではの文化的な財産と言えるのでは。

次に高架を渡って、鶯谷駅の西側へと向かっていく。

実は山手線というのは御徒町駅~田端駅付近までは、台地の縁を沿うように走行している。そのため、鶯谷駅でも西側と東側で高低差があり、土地の低い東側から西側へ行くには少々坂を登らなくてはならない。

鶯谷駅の西側(南口)の駅舎は東側(北口)よりもかなり高い場所にある。そして西側の高台には霊園が広がっているため、駅舎は鶯谷駅の最も南にある。

南口の駅舎は高架で、北口の駅舎は地下でホームまでつながっているのもなかなか面白い。

駅の西側、山手側は博物館や美術館、芸術大学などがある文教地区となっている。教職員などの関係者は鶯谷駅南口から通勤するのだろう。

駅の東側と西側でこれほど違うというのは大変面白い。怪しさ満点の東側、文化的な香りのする西側、2つの顔を持つ鶯谷を歩いて比べてみてはいかがでしょうか。

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※当サイト的にはラブホ街のある東側が好み、というわけで主に東側を撮影しました。


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