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JR京都駅から大阪方面へ2駅移動したところに2008年に開業した桂川駅がある。桂川駅の西側はかつてキリンビールの工場があった場所で、駅が開業した2008年より開発が進められていた。現在では大規模なマンション、ショッピングセンター、企業のオフィスが建ち並んでいる。
今日は桂川駅の周辺の街並みを見ることにした。電車を降りてまずは駅のコンコースからキリンビールの工場の跡地があった西口出た。こうして見るとまだまだ駅の施設は新しい。
駅周辺はロータリーが整備されて、駅舎も今風のものとなっている。
ロータリーの北側にはJR駅前のベッドタウンによくある大きなマンションが建っている。京都駅まではわずか6分で到着するため通勤には便利である。
また大阪駅へも直通電車で35分で行ける。こうした利便性の高さから駅周辺ではマンション建設が盛んに行われてきた。
そしてやはり桂川駅周辺で特徴的なものといえば、イオンモール桂川だろう。
イオンモール桂川は2014年に開業した巨大ショッピングモールである。地図で見るとその巨大さがよくわかる。
これだけの規模があって賑わっていることから、向日町商店街などの地元商店もたまったものでないだろう。イオンモールと言えば郊外のロードサイドに出店するイメージだが、こうした駅前にも積極的に進出している。
京都駅南口にもイオンモール京都ができたばかりで、京都にもイオンモール出店の波が押し寄せてきているのか。というわけで今回は洛西小路からイオンモールに入ってみた。建物の構造やテナントはよくある大型ショッピングセンターであるが、京都らしさを出すためか、内装は木目調が使われてたりと、他と差別化するために一応の工夫はしてあるようだ。
中は写真撮影できないので再び洛西小路から出てきた。今度は駅の南側に行ってみる。
再び駅の前を通って、線路沿いを南へ行く。桂川駅から東に1㎞ほど離れたところには桂川が流れている。桂川駅は2008年に開業したが、開業前の仮駅名は桂駅だった。桂駅は阪急の駅名になってることと、桂川の方がなじみが深いということで現駅名となった。
桂川駅は開業した2008年度は一日平均の乗車人員4000人ほどだったが、その後順調に乗車人員を伸ばし、2014年には1万人を超えるまでになった。
駅前はタイルが敷かれており、それなりに小奇麗になっている。人通りもそれなりにあった。また、近くに洛南高校付属の小学校もあるため、ランドセルを背負った小学生も歩いていた。
ちょっと歩くと京都銀行金融大学校の看板が。京銀の研修施設のようだ。昔はこの場所にキリンビールの京都工場の跡地があったらしい。
それにしてもなかなか近代的なビルである。階段?のような建物である。
さらに隣にはオムロンヘルスケアの研究所が。京都銀行にオムロンと、なかなか京都らしい街である。
最後に駅の反対側に行ってみた。
手前の線路は車庫に続くものである。こちらはもともと住宅街があったため、西口のように大規模な開発はされていないようだ。もともとあった住宅街の住民もこの駅の開業のおかげで便利になっただろう。
今回は桂川駅周辺の様子をお届けした。駅周辺の雰囲気はよく、イオンモールもあることからとても便利な街である。また洛西ニュータウンにもこの駅からバスが出ており、これで高齢化が進むニュータウンの活性化にもつながるかも知れない。