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そうだ高雄に行こう!京都駅からバスで230円

京都を代表する観光地の嵐山や嵯峨野から、さらに奥の山間部には、紅葉の名所として知られる高雄という地域があります。

均一運賃拡大

京都駅から高雄へのアクセスは、西日本JRバスの高雄・京北線(京都駅~高雄~周山)を使用します。

路線バスでは均一運賃制がとられていることが多く、JRバスも京都市内では均一運賃区間が設定されています。

高雄・京北線では、もともと京都駅~福王子(平野部から山間部に入る手前)までが均一運賃区間でしたが、2021年3月20日からは高山寺のある栂ノ尾まで均一運賃区間を拡大させています。

京都駅から栂尾までは約1時間、これだけの時間乗車しても230円というのは非常にお得な運賃制度といえるでしょう。

このほか、同日に京都市交通局、京都バス、京阪バスなどと共同で販売する一日乗車券、地下鉄・バス1日券にも対応するなど、高雄方面の観光活性化に対して協力する体制を築いています。

高雄へ行ってみた

実際に乗ってみると、四条大宮、千本通り、立命館大学を通るとあって、平日日中でしたが京都市街地では席が埋まるほどのお客さんが乗っていました。

京都の市街地を抜けると、さすがに人は減っていきます。1時間近くバスに揺られると「高雄」のバス停に到着です。

高雄のバス停は高尾三山のうち、神護寺の最寄りとなります。

高雄バス停⇒神護寺

槇野尾バス停⇒西明寺

栂ノ尾バス停⇒高山寺

バス停から階段を上り、嵐山高雄パークウェイの駐車場に行くと、山里に広がる高雄の街並みを見下ろすことができます。

民家や旅館はすべて瓦葺で、とても統一感のある街並みが広がっています。

高雄を軽く散策してみます。高雄三山は離れた距離に無いため、徒歩で気軽に周ることもできます。15分ほど歩くと高山寺に到着です。

高山寺は石積みが素晴らしく、滋賀・穴太衆の石積みにも似ているような気がします。

途中の道や高山寺境内には、ほとんど観光客の姿はなく、のんびり落ち着いて歩き回れるのも魅力です。紅葉の季節や休日となると、雰囲気は変わるんでしょう。

高山寺全体を見渡すと、少し廃れた感じもあり、これはこれで趣があります。

あと、高雄の魅力は苔がキレイなことです。

周囲が山に囲まれており、苔の育成には良い条件が揃っているのでしょう。

雨上がりという気象条件も良かったのだと思います。

少し時間はかかりますが、京都の市街地、住宅街、山間部など、移り変わる街並みを楽しむことができます。

時間に余裕があれば、のんびりバス旅で高雄を訪問するのも良いかもしれませんね。

ちなみに四条烏丸からは市バスで、同じく230円の均一運賃で高雄にアクセスすることができます。

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