[ad#ads1]
Contents
ルート赤坂
今回は京都府北部の福知山市三和町の廃墟を紹介します。福知山市は行政上は京都府ですが、京都市内からは特急を使っても1時間20分かかり、いわゆる「京都」とは異なる文化圏を形成しています。
ちなみに三和町は2006年にいわゆる平成の大合併によって、大江町、夜久野町とともに福知山市に編入合併されました。
さて、今回紹介するルート赤坂の廃墟があるのは三和町の国道9号線沿い。いわゆるロードサイドの飲食店として、営業されていました。
国道9号線は平成27年に開通した京都縦貫自動車道(高速道路)が並行して通っており、休日でもそれほど車の通りは多くありません。
もしルート赤坂が京都縦貫道が開通した平成27年より後に廃止になったのであれば、高速道路開通によって国道9号線の交通量減少が経営状況を悪化させたことは間違いないと考えられます。
というわけでgoogleで検索し、いくつかここについて掲載されているサイトを見てみると閉店したときの情報発見です。
閉店する前はドライブイン・喫茶店だったらしいです。
引用元URL⇒http://mochimochipurin.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
2000年の閉店ということは京都縦貫道開通と無関係だったことがわかります。しかしだいぶ前のことなんですね・・。
ルート赤坂
それではルート赤坂の様子を見ていきます。国道9号線を南下していくと左手に三角形の屋根がある廃墟が見えてきます。
これがルート赤坂という廃墟。レンガの模様が印象的です。
建物の前に草が生えている光景は、廃墟ではお馴染みです。DQN系の人たちが書き残したであろう落書きも見えます。
建物の中央部には入り口があります。鍵も空いており扉が開きます。さすがは田舎の廃墟。都市部の廃墟ではカギがかけられていたり、フェンスがあったりとほとんどの場所で立ち入ることができなくなっているので廃墟マニアにとってはとてもありがたいです。
それでは遠慮なく中に入らせてもらって、扉を開けるとまず目に飛び込んできたのはカウンター。営業中そのままの状態で今も残っています。喫茶店だったという情報があるので、カウンターの中でコーヒーを淹れたり、軽食を作ったりしてたんでしょう。
障子もビリビリ、物も散乱してしまっていますね。
カウンターにあるブラウン管のテレビが時の流れを感じさせてくれます。その前には日本盛りのお酒が置いてありますが、これは当時のものか、廃墟近辺で酒盛りして置いていったのかは分かりません。
壁なんかもそれほど荒れ果てた感じはありません。奥に扉を発見したので、次にそこへ行ってみます。
奥にも部屋が続いています。こちらは入り口付近と違ってやや荒れた感じがします。田舎とはいえ、国道9号線沿いにあるため、それなりに人の出入りはありそうです。
けっこう奥まで続いているようです。どうやら喫茶店というかレストランのようにそれなりに規模の大きなものだったみたいです。
奥には和室もありました。長年にわたって放置されていたため、カビが生えてしまっています。
結構な荒れようですね、こちらはもはや何の部屋なのか分からなくなってしまっています。
白骨死体が発見された?
京都府の福知山市にある廃墟、ルート赤坂の様子はいかがだったでしょうか。写真撮影を終えて、特に何事もなくここを後にしたのですが、あとで恐ろしい事実を知ってしまいました。
それはルート赤坂が閉店した年度をネットで検索していたときのことです。検索結果を見てみると白骨死体の文字が目に入ったのです。
京都府福知山市三和町辻ルート赤坂
白骨死体
引用元URL⇒http://www.oshimaland.co.jp/?p=imo33tbs
しかも某有名事故物件サイト、これは信ぴょう性が高そうです。
このことと関係あるかないか分かりませんが、7枚目の写真右上に首吊りするのに丁度よさそうなロープが天井から伸びています。
もしかしたら、このロープで首を吊ってなんて仏様になられた・・なんてことはないでしょうが、いろいろと想像を掻き立てられます。