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まだまだ使えそうな廃プール!アクアパーク東山を訪れた

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本日は京都市山科区にある廃墟を紹介する。廃墟というよりも廃プールといった方が適切かもしれない。場所は三条通りから南の方に向かう山道を少しだけ登ったとこにある。この道路を登っていくと心霊スポットとしても有名な将軍塚に行くことができる。この日は地下鉄の蹴上駅から徒歩で現地に向かう。三条通りから山に上がっていく道には歩道がなく、車に注意しなければならない。

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しばらく道路を上がっていくと、草の繁みの向こう側にプールらしきものが見えてきた。プール内にはやや茶色く濁った水が溜まっていた。雨水がたまっているのだろうか。
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そしてそのすぐ横にはウォータースライダーのようなものが見えてきた。このウォータースライダーは120mもあるらしく、滑るとかなりスピード感がありそうだ。

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ウォータースライダー自体はまだまだ使えそうだが、雑草が生い茂り、スライダー部分にまとわりついている。休業後から年月が経っていることを知らせてくれる。

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アクアパーク東山という看板の下がウォータースライダーの出発地点のようだ。アクアパーク東山は今から約10年ほど前に休業したらしく、その後解体作業も行われないまま当時のままになっている。この廃プールに隣接するデイサービスセンター横に入口があるものの、現在は完全に封鎖されており、入ることができないようになっている。

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さらに道路を上に行くと、別のプールが見えてきた。こちらのプールの水も濁っている。そして何故かプールには船が浮かんでいる。おそらくヨットだろうが誰が一体何のために持ち運んだのか。

なぜ休業となったのかは正確なことは分からないが、おそらく業績が振るわなかったのではないかと考えるのがふつうであろう。地下鉄の駅から徒歩15分とやや離れていることと、プール周辺に住宅が多くないことから立地条件から考えるとあまりよくなさそうである。

しかしこのような廃墟となったいま、現役のときとはまた別のニーズがある。廃墟が好きという人は意外に多く、youtubeやニコニコなどの動画、あるいはブログなどのサイトでも様々な廃墟動画・写真が上がっており、それを見る人も多い。

もしかしたら廃墟は人の心を癒す効果があるのかも知れない。過去に人々に利用されてた建物が、現在は安らかに眠っている。そしてその存在自体も人々の記憶から消え去ろうとしている。そのような一生の儚さを感じさせてくれるのが廃墟なのである。それが現代社会の喧噪から逃れたいと潜在的に思っている人の心を惹きつけるのだろう。

 

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コメント

  1. Hiroshi-Yuuji より:

    今日たまたまここを通りがかり、興味が沸いたので写真を撮りました。
    京都人ですが、この「アクアパーク東山」の存在は知らず、いきなりウォータースライダーが見えて驚きました。

    あんな狭い池にヨット?と思いましたが、あれが施設に元からあったのではないとすると、誰がなんの目的で何時どうやって持ち込んだのでしょう。
    面白い謎です。

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