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渋すぎる神戸駅の高架下の飲食店街 通称「地獄谷」を訪れた

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神戸といえば、クリスマス時期には神戸ルミナリエが開催されるなど、恋人のデートスポットも満載で、この時期、大学生や会社員のカップルたちがイチャコラしている光景が見られるわけです。神戸の旅行雑誌を見ると、旧居留地、中華街、ハーバーランドをはじめとする、お洒落感観光スポットの情報が書かれており、華やかなで上品なイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし長田や新開地などそれらのイメージと反対のイメージの街も存在しているのが神戸の面白いところで、今回訪れた神戸駅高架下の地獄谷もそのうちのひとつと言ってよいでしょう。

第一、「地獄谷」などという名称が付けられていること自体、その場所がアンダーグラウンドであることを示しているかのようです。

神戸駅南側の高架下に

この度、師走に神戸をおとずれました。明石や須磨に行ったあと、神戸駅を降りて、西出町などに行っていたわけです。

その次に訪れたのが、神戸駅の高架下。国道2号線と阪神高速の高架の間を通る歩道橋を渡って地獄谷へと向かっていきます。

上の写真、左側に見えるのがJR神戸線の高架です。地獄谷という名前の飲食街を見ることができるのは、線路の反対、西側です。

JR神戸線の高架下をくぐっていきます。

戦後のどさくさに紛れて・・・

有力なのが戦後のどさくさに紛れて闇市のような形で飲食街できたとする説です。神戸で闇市と言えば神戸駅~元町駅の高架下にある元町高架下商店街(通称モトコ-)ですが、、、、こちらは調べても闇市という紹介はされていないので、断言はできませんのでご了承ください。

高架下を通り抜けると、お店が見えてきます。これが地獄谷のようですが、地獄谷という名前ほどの怖さはありません。多くは飲食店のようで、スナック街と表現するのが良いでしょうか。

ただ、全体的に古く、一部、明らかに廃屋だろうというような建物もありました。こんな感じの建物が駅前から南へ200メートルほど続いているわけです。

高架下の建造物というのは、東京や大阪をはじめとする大都市でよく見られえる光景で、多くは高架下のスペースだけが利用されています。しかし地獄谷では高架下から突き出すような感じで建物が並んでいるのが特徴的です。

東京の高架下なんかでは、たとえば神田のようにレトロでお洒落なスポットも多く誕生しているのですが、神戸駅の高架下はモトコーといい、地獄谷といい、どこかアンダーグラウンドな雰囲気を漂わせています。

ちなみですが、神戸の中心駅は神戸駅ではなく、現在は三宮駅界隈となっています。神戸駅の近くには、新開地など古くからの繁華街がありますが、どうしても裏びれた印象があります。以前新開地方面を訪れたのですが、若者が少なく、、かなり高齢化が進んでいるなあといった感じがしました。

もちろん、神戸駅東口ではバブル期に再開発されたハーバーランドなどがあり、観光スポットとしても活況を見せているわけですが。

また、神戸駅自体はとても綺麗で駅の店舗も充実。流石は一日平均乗車人員7万人を誇る駅といった感じです。

駅舎とは対照的に、地獄谷ではすでに現役を終えてしまったお店も多いようで、特に地獄谷の最も南側は寂しげな雰囲気が感じられました。

今回は昭和を感じられる神戸の高架下建造物群を紹介しました。

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