大阪を代表するディープタウン 京橋の街を歩いてみた

日本全国の中でも、圧倒的に濃い街を多く抱える巨大都市、それが大阪です。大阪では高度成長期にホワイトカラーの高所得者が次々と市内から郊外へと逃げて行き、大阪市内は大都市にも関わらず、全体として所得水準が低めの人が多く暮らしています。

高所得者が少ない街ではやはり、ディープな人が多く、そのせいか街のセンス自体もディープ感が出てしまうようです。

今回、梅田、北新地などの街を観察したあと、京橋を訪れたのですが、人や街の雰囲気の違いというのをハッキリと肌で感じることができました。

梅田や北新地などは、人も街も気負った感じ、一方、京橋はというとややルーズな雰囲気が漂っており、ダメ人間でも馴染めそうな印象です。もちろん京橋の近くには大阪ビジネスパーク(OBP)があってそこで働くサラリーマンも多いのですが、京橋という街が近くにあるおかげで、肩肘張った人生とは無縁の生活を送っているのではないでしょうか。もちろん想像ですが。

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まずは京橋駅を降りて、高架下を潜っていきます。この向こう側に京橋の商店街があります。一体どんなディープタウンが広がっているのでしょうか。とてもワクワクします。

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いきなり現れたのは派手な看板、そしてこれがあの有名な「グランシャトー京橋」です。知らないと関西人じゃないというcm「京橋はええとこだっせ。グランシャトーがおまっせ。」というやつです。

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ぱっと見、ラブホのようです。これぞまさに、京橋センスってとこでしょうか。1階にはパチンコ、2階にはゲーセン、3階にはナイトクラブ、4階にはカラオケ、そして5階にはサウナと、京橋のレジャー施設として役割を果たしています。

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ピンクの看板が目立つグランシャトーの目の前には、これまたパチスロ店があります。

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左の商店街には庶民の味方、餃子の王将があります。その隣には立ち食いのうどん店が、お金がなくても楽しめそうです。

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グランシャトー脇の道を進んでいくと、風俗店があります。撮影するのも恥ずかしかったんですが、「痴女系サロン」、「回転式サロン」などの文字が。こういうのを見ると、「都会は怖い」、そう思わざるを得ませんでした。

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さらに通りを進んでいくと、アーケードが見えてきました。その入り口にはレトロなレストラン、松井があります。字体が何とも言えない味を出しています。

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次に突き当りのアーケード付きの商店街に入ってみました。が、人気がありません。果たして大丈夫なんでしょうか、この商店街。

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今度は京阪電車の高架沿いの道に出てきました。こちらも人がいません。この時夕方の5時くらいで、サラリーマンの帰宅時間よりも少し早かったせいかも知れません。あと「この場所なんか見覚えあるな」と思ったらよくテレビの街頭インタビューが行われる場所だったようです。

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見上げると「京橋駅前商店会」と「京阪京橋商店街(南側)」の看板がありました。京橋には駅前を中心にいくつかの商店街があります。けっこう似たような商店街があってどれがどの商店街だか、区別が付くようになるまで時間がかかりそうです。

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餃子屋さんのようです。黄色の看板と提灯がなかなかよい雰囲気を醸し出しています。チェーン店には無いよさがあります。

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商店街を抜けると、おっちゃんたちが呑み屋で飲んでいる様子が見られます。大阪では朝からこのような光景がしばしば見られます。大阪名物と言ってもいいでしょう。

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次にJRの駅東側にやってきました。ここちらにもパチ屋がありました。それにしても日本の街って、サラ金、パチ屋、風俗店の看板が派手に飾られていて、けっこう下品なもんですね。

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そして大阪名物放置自転車。黄色い警告の紙が貼られているということは放置して数日経過したんだと思われます。そして、自転車のカゴを見てください。飲み終わった空き缶、カップ麺のゴミがぎっしりと詰められています。さらに奥の自転車のチャイルドシートにもゴミが捨てられています。

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カゴとゴミ箱の区別がつかなくなるくらい酔っ払っていたのでしょうかね。ただ、ゴミの収集はし易そうですけど・・。次にJR環状線の高架下をくぐっていきます。ゾンビみたいな歩き方のおっちゃんが高架下を通り過ぎていくのはなかなか衝撃的でした。

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環状線の内側はターミナル駅らしく、雑居ビルが密集しています。もし大阪が東京だったらマップで、「京橋は東京でいうと池袋」というように紹介してしまったんですが、ここだけ見れば池袋に見えなくもない気もします。

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階段を上って今度は反対側から雑居ビルを見ます。夕日が当たって意外と綺麗でした。

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こちらにはイオンがあります。昔はダイエーだったのですが、建物内はそのままでイオンに変わりました。関西もイオンが増えたものです。

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最後に京阪とJRの乗り換え場所にやってきました。ここが一番人が多く、京橋の中心と言っていいでしょう。さすがにこの場所は綺麗に整備されていました。

以上で京橋の街の様子を紹介しました。ディープタウン尼崎の街並みに続いての企画でしたが、尼崎に負けず劣らずの濃い街でした。これからもディープタウンシリーズは続けていきます。

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