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京阪沿線ベッドタウン対決 | 枚方vs寝屋川

 

 

 

 

枚方vs寝屋川

街比較シリーズ第3弾です。第1弾は高槻vs茨木,第2弾は守口vs門真と、似たような街を比較してみました。一応対決ということで勝敗をつけてみます。

今回は枚方と寝屋川を比較してみます。両者はどちらも京阪沿線にあって大阪市のベッドタウンという性格の強い街です。

ただ、枚方の方がややニュータウンが多い印象でしょうか。高度成長期に次々と造成地に一戸建てが建設され、85年までは人口も急増しました。一方で寝屋川は古くからある住宅が密集しているといったイメージがあります。人口も、1970年以降は横ばいかやや減少気味にあります。

やや正確の異なる両市ですが、同じ京阪沿線の隣同士に位置しており、比較されることは多いようです。

両市ですが、まずはそれぞれの概要を見ていきます。

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両市の概要

・人口  枚方市 404,152人  寝屋川市 237,814人

市の人口では枚方の方が2倍近くもの差をつけています。この理由は面積を見ていただければすぐににわかりますが

・面積  枚方市 65.12km   寝屋川市24.7km

とかなり枚方の方が広くなっています。また人口密度(人口/面積)では寝屋川の方が高くなっております。

市町村の規模が違うということもあり、ここでは勝敗はつけないことにしておきます。

 

アクセス

ベッドタウンということで都心へのアクセスのし易さを比較してみます。両市の代表駅から、京阪電車のターミナル駅で大阪ビジネスパークにもほど近い京橋駅への所要時間を見てみます。

枚方市駅 14分(特急利用)  寝屋川市駅 12分(準急利用)

枚方市駅の方が都心からは離れていますが、特急が停車するので距離のわりには所要時間は寝屋川市駅とそれほど変わりません。さらに枚方市駅から3駅京都よりにある樟葉駅(枚方市)にも特急が停車します

京阪はどんだけ枚方贔屓やねん、なんて声も寝屋川市民からは上がっているようですが、寝屋川は都心に近いので急行、準急で十分というわけです。しかも寝屋川市駅に停めてたら京阪の特急はJRの新快速、阪急の特急との競合に負けてしまいます。同じことは高槻vs茨木でも当てはまるでしょう。

ただ、京都へのアクセスは枚方の方がいいので、この対決はドローとしておきます。

 

街の賑わい

最後に街の賑わいです。街の玄関口、そして顔とも言える駅で比較してみます。両市を代表する駅として枚方市は枚方市駅、樟葉駅、寝屋川市は寝屋川市駅、萱島駅を取り上げます。

枚方市の各駅には大型商業施設があり、いかにも郊外の駅という感じがします。高槻駅ほどではないにしても、それなりに賑わっている印象があります。一方で寝屋川市の各駅は下町といった印象が強いです。

さて、駅の乗車数と駅周辺の賑わいは相関するので、それぞれの駅の乗車数を見てみましょう。

また香里園駅は寝屋川市と枚方市が隣接する場所に位置しているので、置いておきます。

枚方市駅  45,434 人   樟葉駅  30,486

寝屋川市駅 33,423人     萱島駅  13,417人

これを見ると枚方の勝ちといえそうです。

 

所得

枚方市     331.5万円

寝屋川市            297万円 (2013年課税対象所得)

禁断の指標とも言える所得(2013年課税対象所得)です。また、学歴を見ても(関西の所得格差)枚方市の方が平均的に高くなっています。

というわけで枚方市の勝ちとしておきます。

 

まとめ

枚方市の勝利,これが今回の結論です。

今回は、概要、アクセス、街の賑わい、所得から勝敗を決めてみました。勝ち負けなんてナンセンスかも知れません。けれども隣接する市町村に対して、あそこには勝ってるとか負けてるとか、何となく感じることもあるのではないでしょうか。

 

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