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4月6日、播州の中心都市姫路を訪れました。姫路の見どころと言えば、もちろん姫路城ですが、これだけではありません。
山科から新快速に乗り換えて電車に揺られること1時間45分、姫路駅に到着です。福井の敦賀から播州まで、関西を縦断する新快速の有能さを新ためて実感しました。
駅舎を出ると、さすがは50万人都市、駅前はビルが立ち並んでいて、都会的な雰囲気が漂っています。そして大通りの向こう側には姫路城の姿がみえます。
途中、商店街を通り抜けて、まずは姫路城に行きました。商店街も姫路駅から姫路城まで延びるみゆき大通りも多くの人でごった返していました。播州は車社会というイメージでしたが、中心市街地は十分に賑わっています。
そして姫路城に到着です。印象的だったのは瓦が白いということです。これが白鷺城と言われる所以なんでしょうね。そして天守閣の周りを見事な石垣が囲んでいます。さすがは単独世界遺産というだけあります。
お城見物もそこそこにしてお目当ての路地裏を探します。小溝(おみぞ)商店街に入っていきます。
実は姫路市、上の地図を見てもらうと分かるように結構商店街が多いんです。綿町、二階町などを中心に縦横無尽に商店街のアーケードがあるのがわかります。姫路と言えば、田舎、地方都市といったイメージがあるのですが、人通りが多くけっこう都会だなあと感じました。
さて、今回訪れる路地裏があるのは小溝商店街の脇です。
御幸通りから路地裏へと入っていきます。駅から200mほどのところにある路地には居酒屋などの飲食店が軒を連ねていました。
勤労スタンド千金・・。勤と労、なかなか昭和レトロな雰囲気が感じられます。
さらに奥へ進んでいきます。こちらは店舗ではなく普通の住宅もあるようです。
雰囲気はちょっぴり寂しげで怪しげです。ここで行き止まりのようですね。
古い建物ばかりですが、どこか哀愁が漂っていてよい感じです。
小溝商店街に出て、すぐ反対側にも路地がありました。
旗にも書いてありますが、どうやらここはNHK月曜ドラマシリーズの菊亭八百善の人々の撮影が行われていた場所です。
こちらにも居酒屋が数多く見られました。このとき時刻は午後3時くらいだったので人はいませんでしたが、夕方になると仕事帰りのサラリーマンでごった返すんでしょうね。
ホントに看板がよい味を出しています。
赤提灯が連なる飲んだくれたちが集う路地裏です。
まさにおっちゃんのための路地裏といった感じです。一切女性には媚びを売らない、男性のためのお店が軒を連ねます。
姫路といえば姫路城が有名で、それ以外は特に見どころはないと思っていました。しかし、播州の少々荒い男たちが集う路地裏に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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