スポンサーリンク

TBSでも放送!琵琶湖の湖底遺跡の謎

<script async src=”//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js”></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: “ca-pub-3797722483563741”,
enable_page_level_ads: true
});
</script>

 

[ad#ads1]

今回は関西地方の水瓶の琵琶湖についての話題です。実は琵琶湖の湖底には遺跡がいくつもあると言われています。

そして、、、その内のいくつかは実際に発見されているのです。

琵琶湖にある湖底遺跡の数はなんと70~100とも言われています。実際に昔の人の生活跡が湖底で見られるというわけです。

それでは遺跡はどこにあるのでしょうか、、実はこれまで湖底で見つかった遺跡の多くは水深3メートル以下の湖岸にあります。もちろん琵琶湖の真真ん中にあるなんてことはありません。

琵琶湖はもともといまの三重県伊賀市付近にあったと言われていますが、その時代は今から400万年~600万年ほど昔のことです。その後位置を北へと変えていき、現在の場所になったのが40万~100万年前と言われています。

もし何十万年前に人類がいて文明を築いていたとしたら、琵琶湖が移動してくる前に築かれた遺跡が、琵琶湖の真ん中で見られるなんてこともあったかも知れませんね。

 

それでは発見された遺跡をいくつか見ていきましょう。

色んな湖底遺跡

蛍谷遺跡

琵琶湖の最南端から流れ出る瀬田川の川床にある遺跡です。蛍谷遺跡ではなんと2万年前、つまり旧石器時代の石器が見つかっています。

 昭和60年(1985)の発掘調査の現場担当であった私は、川底の砂礫層を掘削中に、作業員が掘り出した石を観察したところ見事なナイフ形の石器であることに気づきました。手に持つとスッシリと重く、石材の質の違いと古さを感じました。この石器は原石を打ち掻いて翼状剥片(つばさじょうはくへん)を作り、さらにシカの角などを使って鋭い刃を作り出しています。石の表面はもともと黒色であったものが灰色に変色しており、風化の度合いからもこの石器がいかに古いかを知ることができます。石器は長さ11.2㎝、幅3.8cm、重さ72.9gで石材はサヌカイトでした。

公益財団法人滋賀県文化財保護協会ホームページより引用

というようにナイフ型の石器が見つかっています。実は琵琶湖の南端から瀬田川にかけてのエリアでは他にも数多くの遺跡が見つかっています。

粟津貝塚遺跡

こちらは名の通り貝塚の遺跡が見つかっています。縄文時代早期~中期にかけてのもので、なんと世界最大級の貝塚だということです。

1990年に航路浚渫に伴い集落の東端にあたる第3貝塚の発掘調査が行われ,セタシジミを主体とする貝層と堅果類など植物種子の炭化物層が発見され,当時の食生活を具体的に知る手がかりを得た。

コトバンクより引用

 

針江湖底遺跡

今度は滋賀県北部の高島市湖岸です。ここでは弥生時代の集落の一部や、植え込みの木が湖岸から200メートル以内の場所で見つかっています。実はここで見つかった集落、地震によって沈んだという伝承があります。そして最近地質学調査によって地震による水没と結論付けがなされたのです。

長浜沖城址沖湖底遺構

昨年、新聞でも報道されたのですが、滋賀県立大学の考古学サークルが長浜市水深1.8メートルの場所で江戸時代の木造建築物を発見しました。建築物の構造から社のようなものではないかと言われています。

 

湖底に遺跡があるワケとは

 

それではなぜ湖底にこれほどの遺跡があるのでしょうか。実は今から1万年前の琵琶湖は今よりも5メートルほど水深が浅かったそうです。なので昔は陸だったが今は水に覆われているという場所も多くあるというわけです。

なぜ昔に比べて水深が深くなったかといえば、やはり考えられる一番の原因は地震だと言われています。1819年の文政近江地震は記録がありますが、1万年あればいくつか大地震が起きたことは確実でしょう。

 

湖底遺跡の謎

これまで発見されているよりもさらに深いところで見つかった遺跡もあります。

葛篭尾崎湖底遺跡
  琵琶湖北端から南方に突き出た半島の先端「葛篭尾崎」湖岸から東方600~700m沖の、水深10~70mに、湖岸に沿って北へ数kmの範囲に広がる。
  この遺跡は、水深が特に深いこと、
      ・出土土器から縄文時代早期~平安時代後期の数1000年に及ぶ長期間であること、
      ・遺物に完成品が多いこと、
      ・遺物が湖底に置かれた状態であること、 (⇔ 陸上遺跡のように埋もれていない!)
      ・人々の生活環境の痕跡が全く見つかっていないこと、
  等の特徴がある、まことにミステリアスな湖底遺跡である。
引用元URL➡http://blogs.yahoo.co.jp/yuriko02151116/35725302.html
みなさんはこの謎をどう考えるでしょうか。湖底という謎に満ちた空間には、ロマンとミステリーが詰まっています。また新たな発見がありましたら報告させていただきます。

 

続・テレビ番組でも放送

TBSで立入禁止の向こう側!
ココから先は人間NG(11月28日)で琵琶湖の水深71.5メートルで古墳時代「土師器甕(はじきかめ)」を発見したっとの情報です。

立入禁止の向こう側!ココから先は人間NG
TBS「立入禁止の向こう側!ココから先は人間NG」の番組情報ページです。

なぜこんなに深いところに遺跡が・・・・。地震だけでは説明が付かないまさに琵琶湖のミステリーです。

[ad#ads1]

 

タイトルとURLをコピーしました