神戸のイメージとは真逆、神戸駅近くのド下町ゾーンを散歩した

神戸と言えばハイソやお洒落というイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。150年前の開港以来、外国人の文化が入ってきた影響で、洋風なハイカラな雰囲気が漂う街並みが見られます。

しかしそもそも考えてみれば、港街というのは元々は荒くれた漁師たちが気づきあげてきた街で、特に臨海部では下町感溢れる街並みが見られます。そしてそんな下町ゾーンを見るために、JR神戸駅を降りて散策してきました。

まずは地図で場所を確認しておきましょう。今回訪れたのは神戸市中央区の東川崎町、東出町、西出町というところです。正確なものではありませんが、赤く丸印をつけた箇所がそこにあたります。

神戸の下町ゾーンに向かうため、神戸駅を降りて阪神高速3号神戸線沿いの国道2号線を南下していきます。

この辺はアパートなどが多く建ち並んでいます。北野の異人館や旧居留地といった異国情緒漂う神戸、御影や岡本など高級住宅街としての神戸とは違った神戸を見ることができます。

ここの住所は神戸市中央区東川崎町。下は国道、上は阪神高速と、車の爆音がひっきりなしに響き渡っています。

この辺りで国道2号線から東に入っていきます。一体どんな街並みが見られるのかとても楽しみです。

比較的新しい住宅もありますが、全体的にはやや古めの住宅街。この辺はごく普通の住宅街と言った感じ。

しかしこういう看板を見ると、やはり福祉の街であるということを再確認させられますね。

南の方へ進んでいくと、狭い道を抜けて少し広い道路に出ました。ここから向こうが東出町にあたります。

何とも言えない味を出している古い雑居ビルと昔ながらの暖簾。

雑居ビルの向こう側には商店街があるという情報を聞いていたので入っていくことにしました。

他のサイトを見てるとアーケード付きの商店街が紹介されていたのですが、取り壊されてしまったのでしょうか。

何やらわけ分からんゴミが・・・・。

さらに進むと見事にシャッターの連続。地図で調べてみると、昔は稲荷市場というアーケード付きの商店街があったようですが、やはり取り壊されてしまったようです。残念。

この辺りも阪神の震災で被害が大きかったらしく、住宅街はところどころ虫食いのような状況が見られます。

更地に沿ってさらに奥へと進んでいくことにします。このように住宅街を撮影するのは結構ひと目が気になるものです。

かと言ってキョロキョロすると余計に怪しまれると思い、堂々とすることを心がけるものの、やはり人の視線は気になるものです。

こんな感じで住宅の密集ゾーンを撮影していくワケですが、窓から人に見られていないのかとかいちいち確認して撮影します。ホントは写真正面に抜けて行きたかったんですが、猫が睨みを利かしていたので横の道へと退散。情けない。

こういう区画がきちんと整備されていないところも味があって良いのですが、何故か漂うアングラ感に終始ビビりまくりでした。

漁港なんかでも、このような路地があり、良い味を出していますが、ここに漂うのは退廃的な雰囲気。だと私は感じました。そう言えば、この辺りの西出町は暴力団山口組発祥の地だそうです。

神戸港にほど近いこの地で湾港労働者を斡旋するという生業を行っていたとか。まあ、今では灘区の高級住宅街に本部を構えて、すっかりそっちのイメージが出来上がっていますが。

空地にはお馴染みの公明党の看板です。弱者、貧困の味方の公明党の看板をこのようなディープタウンで何度目にしたことか。

商店街を抜けると、再び一戸建ての立ち並ぶ住宅街へと入ります。この辺は再開発なども行われておらず、神戸駅まで徒歩圏なので開発、権利の関係で難しいのでしょうか。

JR神戸駅は新快速停車駅なので交通の便は良いわけで、個人的には大きな駅から少し離れた再開発されていない場所というのは住むのに狙い目かと思います。デイープ感に耐性があればの話ですが。

公明党に続いて、今度は共産党のポスター発見。今度は民家に貼られていました。

その民家の脇には神社の鳥居が見えます。ここは松尾稲荷神社といって住宅街や商店街から見ると小高い丘になっています。

少し不思議な勾玉?のような赤い玉が印象的でした。なんでも伊勢神宮を遠くから拝むために作られたんだとか。

神社を降りると、稲荷市場のある商店街の方に抜けることになります。

もう先ほどから位置関係が頭の中でむちゃくちゃになり、どっから来たのか何処へ向かっているのか訳わからなくなってしまいました。

これはさっきのシャッターでしょうか。ということは今度は逆方向に進んでいるのかな。まあ、こんな感じで現存している住宅は密集しており、道も入り組んでいて迷路に迷い込んだ感じになりました。

再び、東川崎町と東出町の間の道路に出ます。向こうに見えるのは川崎重工の神戸工場。

航空写真を見ると分かるように、赤く囲んだ東川崎町、西出町、東出町から浜側には大規模な工業地帯が広がっているのが分かります。工業地帯×港町という独特の地理がこの雰囲気を生み出したと言えるかも知れません。

最後に東川崎町の歩道橋から、ハーバーランド周辺の高層マンションや高層ビルを見渡しながら次の場所へと向かいます。


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