堺で見つけた薄暗いネオン街・翁橋町

大阪市と言えば、ディープな街の宝庫であり、新世界やその周辺、十三、鶴橋など、挙げればきりがないわけだが、、

今回訪れるのは大阪市の南に隣接する堺市である。堺には石器時代から人が定住している歴史ある地域で、大仙古墳をはじめ、数多くの史跡や遺跡が市内で発見されている。

私自身、大阪市内に足を運ぶことはあっても、堺まで行く機会はこれまで無く、前々から一度訪れてみたいと思っていた。

単に堺の街を歩いても良かったのだが、記事更新のため面白そうな場所はないかとネットを検索していた。すると、翁橋町という場所は、怪しげだとか、治安がどうのこうのという情報を手に入れた。

堺東駅から徒歩15分

三国ケ丘駅でJR阪和線から南海高野線に乗り換え、大阪市内方面へ一駅移動すると、堺東駅に到着である。

堺市の中心地はどこかといったときに候補にあがるのが、この堺東駅で、それなりに人通りも多かった。といっても、大阪市の衛星都市という性格が強いこともあり、大阪市内へのアクセスが良い駅近くに市街地が分散している。

JR三国ケ丘駅、JR堺市駅、阪堺大小路駅、南海堺駅、南海堺東駅がこれらに該当するのだろうか。。ちなみに、堺市の政策では堺東駅から堺駅までのエリアを中心市街地に定めている。

ただ、商店街の規模、人通りの多さ、さらに市役所が近くにあることを考えれば、堺東駅前を中心地と言っても良いのではないかと感じた。

この日はクリスマス間近の12月22日。銀座北ロードの看板にはMerry Christmasのイルミネーションが点灯していた。まいど!おおきに 大阪らしい

商店街のアーケードを南側に抜けると、堺市役所庁舎が見えてきた。最上階には展望室があり、堺市内はもちろん、大阪平野を一望できる。

次に堺東駅→大小路駅→堺駅へと続く大通りを西方向に歩いていく。中心市街地というのに人通りは少ないがもうすぐクリスマス。イルミネーションが寂しく灯っている。

やはり東西のつながりは弱そう・・。ちなみに堺市と言えば、分断されがちな東西をつないで市街地を活性化させようとするLRT(次世代型路面電車)を設置する構想があったのだが、頓挫してしまった過去がある。

堺東駅前の街並みを見学しながら、歩くこと15分ほど。翁橋町に到着である。

南大阪屈指の歓楽街

阪神高速15号線近くの陸橋を渡り、いよいよ翁橋町へと入っていく。

赤い十字架建物の屋上、壁に架けられていた。普通のマンションなのに何故だろう・・。

翁橋町に入ると、街灯が少なく怪しげな雰囲気が漂っている。

調べてみると、翁橋町はかつては南大阪屈指の歓楽街として栄えていたそうだ。

その名残が今でも、バーやスナックなどの看板から見ることができる。

翁橋町がある場所は堺東駅から歩いて約15分。もし翁橋町が堺東駅の駅近くにあれば、もう少し明るい雰囲気が残っていたのかも知れない。

駅からの距離が商店街や歓楽街の盛衰に大きく関係するのは、街歩きが趣味の人であれば分かっていただける感覚なのではないだろうか。

阪神高速15号堺線の堺出入口に近いことから、車でのアクセスも便利そうである。ところどころ駐車場も整備されていた。

明らかにガラ悪めの車が止まっていたりと、スマホでの撮影とは言え、少し写真を撮りにくい雰囲気を感じてしまった。

明らかに営業していないだろうというお店も多くあり、雑居ビルの看板をよく見ると、空白のブロックも目立つ。

翁橋町を歩いていて感じたのが、韓国系の料理店が多いことである。家庭料理店や居酒屋などのお店が多くあり、おそらくコリアン系の方が経営しているものだと思われる。

韓国料理モイセ

サムギョプルが絶品

居酒屋ポッチャ

本場済州島の郷土料理。内装まで現地のものを使用

韓国料理金太郎

骨付豚カルビが名物

料理店を検索していると翁橋町の店舗一覧サイトを見つけた。

http://sakai-shakou.com/nm-list1-4.html

お店の紹介はこれくらいにして、もう数枚撮影をした写真があるので、見て頂こう。

とにかくここ翁橋町は薄暗い。歓楽街にしては街灯が少なく、寂しげ。

逆にそれが異世界、アンダーグラウンドな雰囲気を醸し出していると言えるかもしれない。

そろそろ帰宅しようということで、再び歩道橋へ向かって歩いて行った。そういえば、この赤い十字架は何だったのだろうか。

再開発工事が進む堺東駅前とは全く異なる空間。それが翁橋町。

訪れてみる価値ありです。

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