日本一寂しいと言われる県庁所在地の駅に商業施設オープン-滋賀・JR大津駅-

滋賀県庁に程近い場所にある大津駅は、県庁所在地の駅としてはもっとも寂しいと言われることもある。個人的には山口駅や松江駅などの方がさらに寂しいのではと思うのだが。確かに大津の中心にあり、京都駅までわずか9分という立地の良さをまったく活かせていないことは間違いない。そのへんのところは滋賀らしさ・・・なのか。

さて、この大津駅の駅ビルに商業施設がオープンしたというので訪れてみた。

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大津駅で電車を降りると、オープンしたばかりのビエラ大津のの店舗の看板が目に入ってきた。スタバ、ちゃんぽん亭、セブイレなどは知っているが、他は聞いたことがない。

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 さて、駅を出るとオフィス街が見えてきた。この辺は官公庁などのオフィス街となっている。平日の昼間であったがそれなりにサラリーマンなどの人通りはあった。

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駅舎の方を見ると綺麗なガラス張りが見えてきた。そしてお店の周辺は明らかに以前より人通りが増えている。駅ビルができたというのだが、これがそうなのだろうか。

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どうやら駅ビルが新たにできたわけではなく、もともと駅舎の空きスペースを商業施設が入れるように改築したようだ。この商業施設はビエラ大津と言い、JR西日本グループの都市開発を行っているJR西日本開発という会社が施設の運営を行っている。スターバックスなど流行りのお店が入っている。

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新装オープンに沸くビエラ大津とは対照的に駅の隣には役目を終えた平和堂のアル・プラザの脱け殻が工事のフェンスに囲まれている。実は2013年の12月末で閉店が決まっていたのだが、跡地に着工予定のマンションの建設が遅れていることから、今年の6月20日まで閉店が延期されていた。おそらく老朽化と客足の少なさが原因と思われる。それにしても駅から徒歩0分だというのに、この辺はやはり大津という町の寂れ度合いを表していると言える。

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とはいえ、最近では大津駅周辺は再開発が行われて、タワーマンションも建った。若干回りの街並みからは浮いているようにも見えるが、まああまり気にしなくてよいだろう。人口を増やすにはタワーマンションの建設が手っ取り早い方法のようだ。

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タワーマンションの隣では古い建物を取り壊し区画整理が行われ、小規模マンションや一戸建ての住宅が建ち始めている。このように大津駅周辺は少しづつ変わろうとしている。

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しかし、古くからの商店街の方は人通りはまばらで寂れているようだ。滋賀とはいえ一応大都市圏の駅前なのだが、まるで地方都市のようである。さらに坂を下ったとこにあるアーケードの商店街はさらにすごい風景が見られるということで今度行ってみようと思う。果たして駅前の再開発や今回のビエラ大津のオープンで商店街にも人が流れ込んでくるのだろうか。

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さて、今度は角度を変えてビエラ大津を見てみよう。なんと屋上もあり、もともとあった木と見事にマッチングしている。駅にあった施設マップを見ると2階部分は屋上を含めてTHE CALENDERというお店が入居しているらしい。調べてみるとBBQテラス、ブックストア、バー、カフェ、カプセルホテルの複合施設らしい。以前の寒々とした大津駅とは大違いである。

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というわけで大津駅にオープンしたビエラ大津を紹介した。駅前に大きな商業施設をドーンと建設するよりは、こじんまりと落ち着いててお洒落な印象を受けた。何となく大津の街には合っている気がするが、みなさんはどう感じられたでしょうか。まああとはこの雰囲気が街全体に広がっていけばいいのだが、そこまではわからない。しかし駅舎を改築しただけでこんなにも駅前の雰囲気が変わるとは驚きである。

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ビエラ大津オープンのキャッチコピーは「通りすがる駅から立寄る駅に」である。これまで大津駅以東、以北の利用者にとって大津駅は通過駅に過ぎなかったが、これからは大津駅で降りてもらおうという意味である。これが実現すれば日本一寂しい県庁所在地の駅の汚名を返上できることは間違いないだろう。これまで散々な言われようだっただけに、今後楽しみな街である。

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