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京都の心霊マンション「メタボ広沢」を訪れた しかし壁の塗り替えで怖くなくなっていた

 

観光客で賑わう京都の嵯峨嵐山。そこには有名な心霊マンションがあります。

名前を「メタボ広沢」といい、メタボ建築という独特の造りと、年月が経ったマンションが生み出す独特の雰囲気で、心霊マンションとしてその名を知られています。

以前、私は深夜にここを訪れたんですが、何とも言えない重圧感と不気味さを感じ、恐怖を抑えることができませんでした。

今回、ここを記事で取り上げようと思い、久々に「メタボ広沢」に訪れました。

メタボ広沢があるのは京都市右京区の嵯峨嵐山です。嵯峨嵐山というと、観光地として賑わいを見せており、華やかなイメージがあるかと思います。

しかし、実は嵐山周辺は平安時代、風葬地になっており、京で亡くなった遺体が数多く運ばれては葬られていました。

そのせいあってか、この近辺は幽霊目撃の噂が多く、この記事で紹介しただけでも、嵯峨天皇陵裏の血の池化野念仏寺清滝トンネルが心霊スポットとして知られています。

前置きはこの辺にして、メタボ広沢の様子を見てみましょう。



この日は嵯峨嵐山駅を降りて、まずは丸太町通りに出ます。丸太町通りを東へ数分歩くと、メタボ広沢が見えてきました。

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ところが・・見た瞬間、あれ、と思ったのですが、昔の不気味さ満開のメタボ広沢ではない。目に入ってきたのは、あの黒ずんだ白壁ではなく、ややクリーム色の現代風の壁でした。

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さらにマンション手前にあった歩道橋も撤去されていました。随分すっきりとしたもんです。

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正面から見ると、見事に現代風のマンションに生まれ変わっていました。橙色も取り入れられています。しかし、壁の色を変えるとここまで変わるものなのか。

昔のメタボ広沢の様子がyoutubeでアップされていたので、紹介しておきます。



これを見ると、いかにbefore,afterの差が凄まじいかご理解いただけると思います。

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次に道路を渡ってマンションに近づいて行きます。こちらにも歩道橋が撤去された名残があります。フェンスがあるということは最近撤去されたものと思われます。歩道橋と幽霊マンションという絶妙な組み合わせが見られなくなったことは少し残念ではあります。

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そして、名前まで変わっていまいた。「シーズン嵐山」、なんかアーバンな感じですw。お洒落で住みたくなってきました。マンションはもちろん、周りの街並みまで明るくなった気がします。めでたしです。

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今度は丸太町通りからマンション脇の小道へと入っていきます。以前訪れた時には小道に鳥の死骸が落ちていてとても怖い思いをした場所でもあります。

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こちらから見ても特に怖いといった感じはありませんでした。いたって普通のマンションに生まれ変わったんですね。よかったような少し寂しい気もします。

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丸太町通りの反対側からも一枚撮影しました。見た目、さらに名前まで変わってしまいましたが、未だに幽霊は出るんでしょうか。中に入ると不法侵入になるので、建物内の様子までは撮影できませんでした。

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最後になりますが、ここでメタボ広沢のいわくをおさらいしておきましょう。ここで紹介するのはネットなどの噂です。あくまでも噂なので事実関係の確認が取れているわけではありませんのでご注意を。

 

・マンションオーナーの娘が、マンションの吹き抜けから飛び降り自殺した。

・夜になると誰もいない部屋から女性のうめき声が聞こえる。

 

などです。しかしこうした噂も今後なくなって行くかも知れません。そう思わせてくれるほどの変わりっぷりでした。


 

ちなみにこの物件は情報誌SUMOで入居者募集しているので、興味のある方は下記URLよりご覧ください。

http://suumo.jp/library/tf_26/sc_26108/to_0004437618/


コメント

  1. 華南 より:

    メタボ岡崎というのが熊野神社を東に行った丸太町通り沿いにありまして、そちらもまたディープな物件だそうです

    京大生が多いようで色々自由にやってるとか・・・今リフォーム中で外壁には囲いが掛けられていますが。

    • west より:

      コメントありがとうございます。メタボ岡崎は、昨年行ってきて記事にしました。そういえば、一階部分にお洒落なお店があったのを覚えています。URL➡http://e-kansai.net/2016/10/17/%E7%95%B0%E5%BD%A2%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%E5%B2%A1%E5%B4%8E/

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