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滋賀県民が大阪へ安くいく方法を解説

普段はのんびりとした地域に住んでいる滋賀県民も、たまには大都会大阪へ遊びに行きたくなるものです。

日頃から大阪へ通勤しているのであれば、定期券を使えばOKですが、そうでない方は最低で片道1000円程度の運賃を払って大阪へ行かなければいけません。結構な支出です。

ところが、この運賃を安くする裏技があります。



滋賀県内から大阪駅までの通常運賃は?

まずは切符を購入したりICOCAを使ったりして大阪へ行く場合の通常運賃を確認してみましょう。

最も安い大津駅でも990円かかります。また、大津駅以外にも、大津市内の琵琶湖線の駅(膳所駅、石山駅、瀬田駅)からは990円かかります。

続いて、滋賀県内で利用者の多い駅トップ2の南草津、草津からだと1170円と一気に料金が跳ね上がります。往復2340円と結構な出費です。

出発駅運賃
大津990円
南草津1170円
草津1170円
彦根1980円

分割して購入した場合の運賃

通常運賃より安くするには、分割して切符を買います。南草津から大阪へ行く場合、次のように切符を買います。

南草津⇒京都 京都⇒大阪

このように分けて買うと、京都⇒大阪で特定運賃区間の運賃が適用され、お得になります。

通常の運賃運賃(京都までの運賃+京都⇒大阪580円)
大津駅990円780円(200円+580円)
南草津駅1170円910円(330円+580円)
草津駅1170円980円(400円+580円)
彦根駅1980円1750円(1170円+580円)

この中では南草津から乗る場合が260円も差があり、最もお得ということになります。

反対にあまり差が無い駅もあります。例えば瀬田から大阪の場合、通常運賃990円、分割した場合の運賃が910円なので、80円の差です(もちろん、往復にすれば160円になり、お得なことに間違いありませんが)。

分割で購入するには

購入方法を考える

ちなみに、かつては回数券が販売されており、金券ショップなどで回数券のバラ売りを買うことで安くなっていましたが、今は回数券自体が廃止されてしまいました。

では京都までの切符を買って、大阪駅で出るときに精算すれば?と思われるかもしれませんが、通常の運賃と京都までの差額がきっちり請求されてしまいます。

南草津から乗るのであれば、1170円-330円=840円が請求されます。

もちろん、京都で一度改札を出れば、文句なく南草津から大阪まで910円で行くことができます。しかし、いちいち改札を出るのは面倒ですし、京都から再乗車すると座りにくいという問題もあります。

京都で降りずに安く乗るためには、南草津で南草津⇒京都の切符を改札に通し、大阪で南草津⇒京都と京都⇒大阪の切符を同時に通せばOKです。

ひとつの方法は、京都駅や大阪駅を訪れたときに前もって京都⇒大阪の切符を購入しておくことです。定期的に京都や大阪に行く人であれば、その方法が良いでしょう。

しかし、そうでない方は滋賀県内の出発駅で京都⇒大阪の切符を購入する必要があります。

答えはみどりの券売機にありました。

みどりの券売機で日付指定乗車券を購入する方法

みどりの券売機では、特急券を買う目的で、乗車券を購入できます。

まずは「乗車券/入場券/株主優待」という場所をタッチします。

「乗車券のみ」をクリックします。

「在来線特急・新幹線等を利用」を選択しておきます。

特急券や新幹線券用の乗車券なので、日付は指定となります。表示されている日付の中から選択して下さい。

人数を選択した後、出発駅の選択です。京都⇒大阪の乗車券を購入するので「京都」を選択します。

京都駅と大阪駅に停車する特急、新幹線であれば何でもOKです。今回ははるかを選択しました。

降車駅を選択します。「大阪」をタッチしましょう。

乗り換えか下車かの選択です。大阪駅で下車するを選択しましょう。

これで確かに運賃580円が表示されました。

この後、片道か往復か選択し、手続きを進めて行けば購入手続き完了です。

その他の安くいく方法

京阪電車を利用する

梅田へダイレクトに行くことはできませんが、京都駅で奈良線に乗り換え、東福寺で京阪に乗り換えします。ただ、東福寺は京阪の特急が停車しないので、特急が停車する七条まで徒歩15分で乗り換えるのがおすすめです。

南草津から京都330円、七条から京橋420円のわずか750円で行くことができます。京都⇔大阪間が格段に安くなります。

ただ、乗り換えが面倒なのと、JRの新快速と京阪の特急のスピード差を考えれば、910円払ってでもJRでダイレクトに大阪へ行った方がいいかもしれません。

阪急電車を利用する

阪急電車であれば梅田へアクセス可能です。

ルートは京都駅を通り過ぎ向日町駅で下車します。向日町から阪急の東向日駅まで10分程度歩き、乗り換えて大阪梅田駅で下車します。

南草津→向日町が510円、東向日→大阪梅田が390円で、合計900円です。梅田へアクセスするのであれば、最も安い方法となります。

ただ、こちらも乗り換え必須ですし、阪急の東向日駅は特急が停車しないので、時間的にはJRに軍配が上がります。

金券ショップを利用する

回数券廃止で格安切符の販売は大幅に減りましたが、完全になくなったわけではありません。例えば、南草津駅前には写真のような券売機が設置されています。

当然、大阪までの格安切符も販売されていますが、写真赤枠を見ると割引金額が往復で300円となっています。みどりの券売機で指定日の乗車券を購入する場合、往復で520円割引なのに比べると、割引金額が小さいです。

自動販売機で購入するのは手間がかからないというメリットがありますが、自分で日付指定の乗車券を購入した方が良いと思います。



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