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夕陽に照らされた熊川宿がとても綺麗だった 写真で様子を紹介

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熊川宿という宿場町を写真とともに紹介していきます。

若狭国小浜藩と京都を結ぶ街道は鯖街道と呼ばれています。魚介類を日本海の小浜から京都へ運搬するルートにあたっていたことから、近年になってこう呼ばれることになりました。

もう少し細かく見ると、小浜市から出た魚介類は福井県の山中を通り、滋賀の今津、朽木へと運ばれていくルートです。そこから安曇川沿いを上流に向かって南下していき、伊香立途中を抜けて京都の大原へと運送され、そのまま八瀬を経由して終点出町柳に到達します。

昔は急こう配のきつい坂道を徒歩で運んでいったということで、今では考えられない過酷な道のりであったわけです。

そして、現在出町柳では、鴨川に架かる出町橋のたもとに鯖街道口 是従洛中と書かれた石碑が建っています。

少し前置きが長くなりましたが、今回訪れたのは鯖街道の途中にあたる熊川宿という宿場町です。現在の住所は福井県三方上中郡若狭町という何とも長いものになっていますが、場所は福井県と滋賀県の県境にあたります。車で行く場合は道の駅若狭熊川宿を目印にするとよいでしょう。

確かに熊川宿は鯖街道の一部であることが確認できます。

現在熊川宿沿いには、国道303号線が通っており、ひっきりなしに車が行き来しているものの、古くはここがメインストリートとして機能していたとのこと。

資料館もあったりと、観光地として売り出してるものの、知名度はいまひとつかも知れません。

私も何となく熊川宿の存在は知っていたものの、今回この場所を通るまでは、こんな素晴らしい宿場町があるのを全く知りませんでした。

ここを訪れた印象は街並みが統一されているということ。

高さ揃っているのはもちろんのこと、古くからの様式の建物が隙間なく建ち並んでいる様子にはとても感動しました。

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熊川宿は1kmほど続いています。

今回は西側から入ったのですが、まず目に入ったのは納屋、廃屋のような古い建物です。

こちらも表札がなく、空き家となっています。

山間部にあることから、過疎化が進んでいることは間違いなさそうです。

休日だったので、観光客の人通りはあったものの、平日は人通りがあまりないことが予想されます。

それにしても印象的だったのが、夕陽に照らされた町家が綺麗だったことです。

ちなみに現在空き家はいくつかあり、http://kumagawa-juku.com/akiyaS13.htmlで紹介されています。

用水路があり、町家と見事にマッチしている様子が見られます。

消火栓もレトロです。

以上が熊川宿の様子でした。

熊川宿では街並みや伝統文化の保存、空き家の活用、熊川いっぷく時代村の開催など、街づくりに関しては積極的な取り組みがなされています。過疎化で人口減少しても、観光客や移住者を呼び集めることができれば、まだまだ将来性がありそうです。

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