高槻駅近くのぽっかり空いた土地・安満遺跡と京大農場建物跡

今回訪れたのは高槻。地理的には大阪と京都を直線で結んだとき、ちょうど中間地点に当たる街である。古くは城下町や宿場町として栄え、現在では大阪のベッドタウンとして発展中である。

JR線の新快速を使って高槻を降りる。百貨店や商業施設、それにタワーマンションも4棟建つ栄えっぷり。駅周辺や商店街を見ても、その辺の大阪市内の街よりも人通りが多く賑わいを見せている。

さて、今回向かったのは安満遺跡(あまいせき)。先日たまたま高槻駅周辺の航空写真を見ていたら、住宅街や事業所が広がる中に広大な空き地を見つけた。

高槻駅から徒歩圏内にぽっかりと空いた土地が

なぜ駅からアクセスの良い場所に空き地が・・。そう思い調べてみると、そこには安満遺跡があるということを知ったので、今回訪れてみました。

高槻駅から15分ほど歩いたところで、急に工事現場と空き地が出現した。ここが安満遺跡。工事中なのは、今度の2019年3月にオープン予定の安満遺跡公園を整備しているためである。

もうすでに看板が建てられていて、オープンの準備が着々と進んでいる様子だった。

さて、今回安満遺跡を訪れたのは、安満遺跡があったからというだけではない。遺跡内に洋風の建築物を見つけたからである。

航空写真を見ると、安満遺跡と表記されているところからすぐ近くに赤い屋根の建物があることが分かる。

道路からかすかにその建物が見えたのだが、遺跡内は立ち入り禁止となっていて、赤い建物まで到着できないかも知れない・・・。

と思ったが、地区内を通り抜けするための道路は開いていて、この道から建物に近づくことができた。

遺跡跡の広大な土地が広がる。土地の向こうには高槻駅周辺の高層ビル群が見える。

調べて見て分かったのだが、この洋風の建物、京都大学大学院農学研究科附属農場だったという。 http://itot.jp/27207/30

ちなみに現在は京都府南部の木津に移転している。

なかなかレトロな旧京大農場の建物群

それでは白壁に赤い屋根が印象的な京大農場の建物跡を見ていこう。にしても結構お洒落な建物である。

残念ながら校舎はフェンスに覆われていて、立ち入ることができなくなっていた。だが建物に近づくことができたので、建物の細部まで撮影することができた。

京大の本部や宇治市の黄檗にある理系の研究所などは近寄りがたい雰囲気もあるが、ここは親しみやすい印象を受ける。

中を除くと、まだ資材が置いてある。かつて研究で使用されていたものだろうか、それとも現在行われている工事で使用しているものなのだろうか。

平屋の建物もある。洋風建築で教会のようにも見える。

つい数年前までは農園として学生の研究のフィールドになっていたが、今はハウスなどの農業資材は見当たらない。

建物群を東西に通り抜ける道は生活道路として機能していて、自転車や車が頻繁に往来していた。

こちらの建物は縦長の窓が付いている。ここも教室だったのだろうか。

2019年3月24日1次オープン・安満遺跡公園

ここで少し心配になったのは、公園オープンと同時に農園の建物も取り壊されてしまうのではないかということである。

農場跡近くにある安満遺跡公園オープンを広告する看板には、しっかりと農場建物が表示されている。

農場建物群と表記された赤い屋根の建物が3棟。もしかしたら、数棟は取り壊されることになるかもしれないが、今後もレトロな建物を見ることができるという。

安満遺跡のオープンは間近。遺跡内は地元民を中心に賑わいを見せることだろう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。